いかのおすし

よいこのやくそく、いかのおすしです。

息をのむほど美しい国立図書館。交通博物館にも行きました(23.5欧州旅行記⑫)

・この記事では、23年ゴールデンウイークの旅行の記録のうち、5日目前半の内容をまとめました

・主な内容:シェーンブルン宮殿で入館するならシシィチケットがオススメ・庭だけなら無料で入れる、シュテファン大聖堂リベンジ、ジャンクフードを食う、オーストリア国立図書館には行ったほうがいいね、wienerlinien(ウィーン市交通局)の博物館へ行く

 

 

 

おはようございます。前回の翌日の記事です。

前回

serialtrafy.hatenablog.com

 

毎日朝食に2000円払う訳にはいかないので、今日は昨日sparで買った(相対的に)安い(€2.3なので別に安くない)サンドイッチと謎ドリンクチャレンジ

サンドイッチはちゃんとおいしい
謎ドリンクはライチの絵の通りの味で、いろはすのような味付き水って感じなのでチャレンジは成功です。(他にも味の種類がいくつかあった)
珍しく無炭酸で飲みやすい

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すでに自分の中でおなじみになった最寄り駅MatzleinsdorferPlatz駅へ。
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乗ろうとした電車が旧型車だったのでこれでウィーン市電の代表的な型全部乗車した。
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2日連続Margaretengürtel駅に来た。朝日を浴びるMargaretengürtelいいね。
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昨日撮りそびれた聖地カットを回収。
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www.nicovideo.jp

 

別に何度も音MAD作品を擦りに来たかったわけではなく、普通に乗換駅としての利便性も高いMargaretengürtel駅なのである。
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地下鉄に乗り換えてSchönbrunn(シェーンブルン)駅へ。
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もう駅のホームがおしゃれですね、観光地風です。
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電車が撮れそう。
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MargaretengürtelからSchönbrunnまでずっと川沿いを走ってきたっぽい。
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駅舎
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少し歩くとシェーンブルン宮殿の入り口が見えてくる。f:id:serialNo_20001:20230711083633j:image

これがシェーンブルン宮殿ですか…
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チケットを持っていない人は入って左のチケット売り場で並んでチケットを購入して指定の時間に入場しないといけなくなるが、先の記事で紹介したとおり、事前にシシィチケットを購入しておき、待ち時間なしで入場するのがオススメだ。帰りに参考に待ち時間を見てみたら入場120分待ちだった。

serialtrafy.hatenablog.com

館内は撮影禁止であるので写真はない。

建物内はハプスブルク家の歴史やら貴重な展示物やらがたくさんあり、オーストリアの観光スポットでは定番の多言語対応オーディオガイドで日本語解説を聞ける。
シシィミュージアムで聞いたような内容も結構あるので、考え方によってはどっちかだけでもいいし、両方行けば理解が深まるのではないだろうか。

館内は見どころがたくさんあり、私はかなり飛ばしてサクサク見ても1時間かかったので、じっくり見て回れば2~3時間はいれると思う。

 

館内を見終わったら有名な庭を見に行く。

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大事なことを忘れていた。

館内への入館にはチケットが必要だが、撮影も禁止だしハプスブルク家に興味ないわって人は、チケットを買わないでも庭だけなら無料で入れる。(当然シシィチケットも不要。)インスタ映えだけしたい人はわざわざ館内入らないでも庭だけこればいいね。

 

庭の対面にはグロリエッテの丘。
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丘のふもとの噴水はネプチューンの泉というらしい。
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泉から宮殿を振り返る。
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そういえば、今日は天気が崩れる予報であったが、ワイ晴れ男、天気を晴らした。
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敷地、めちゃくちゃ広いので、私はこれにて撤収したが、グロリエッテの丘の上にも行ってみたかった気もある。

もし行くなら、Googleマップによると63Aか8Aのバス乗ってここで下りればここからも入場できるらしい。あと、Schönbrunn駅出てすぐ右手のバスターミナルには観光ルートバスみたいなのが発着していて、同じような場所まで行けれる。
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敷地内にはほかにも植物園や巨大迷路、動物園などまであり、まったく退屈はしなさそうだ。

 

Schönbrunn駅まで戻り、再び地下鉄に乗る。



地下鉄で1本、オペラ座のあるKarlsplatz駅まで来れる。便利な路線だ。

シュテファン大聖堂のあるStephansplatz駅まではKarlsplatz駅で地下鉄U1線に乗り換えて1駅なのだが、ここで下りて街並みを見ながら歩いて向かうことにした。

実は昨日シュテファン大聖堂の中を観るのを忘れていたので補習。
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すごいでかい建物なだけあって中もすごい高さだった。圧巻だ…
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この観光地のど真ん中で安くてお得なランチが食える店を探したのだが、なかなか見当たらない。ハンバーガーでも食うか…
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店員さんが永遠にドイツ語で接客してきて注文難易度高かったが、店員さんのほうも実物を提示したりジェスチャーしたりで助かった。

軽く済ませたかったのだが、メニューの誘惑に負けてがっつりバーガー(€16.6💸)を注文してしまった…

あふれんばかりの肉汁したたるアッツアツの肉に溶けたチーズが絡んで最高にうまいバーガーをイモとともにコーラで流し込む、究極ジャンキーな体験ができたのでよかったです。
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飯を食い終わったらもう1か所、行っておきたい場所があったのでバスに乗って向かう。f:id:serialNo_20001:20230711083801j:image

 

オタクなので海外に来ても着席位置は定番のオタ席で。
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え、ちょっと待ってw道外れたと思ったらトラム専用道みたいなところ走り出したんだけどwww
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しかも撮りそびれたが、軌道上で急に減速したと思ったら、全然道じゃないところから軌道外に出て歩道を横切って路地へ入った。

ストリートビューで見るとここ。

すごいおもしろいバス路線だ。

 

Albertinaplatzバス停で降車。

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さて、ここが行っておきたかった場所、Österreichische Nationalbibliothek(オーストリア国立図書館)である。
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美しいフレスコ画の天井
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荘厳なつくりの建築部材。
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高い天井に届かんばかりの本棚。
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中央の広間みたいなところは一段と天井が高い。
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入館した直後から空間の美しさに目を見開き、ひたすら圧倒され、息をのむというのは、まさにこのことをいうのかという衝撃を受けて、すごすぎて鳥肌立った。ちょっとこればかりは言語化が難しい。
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これは写真見ただけじゃ感じられない感覚で、この感覚のために旅行してるんだとひしひし感じた。この時感動で泣きそうになったのは覚えている。

読者諸君も、こんなブログのこんな写真を見て満足せず、この写真を見たからこそ現地に行って実際の空気に触れてみてほしいと切に願っている。私は、観光地で観光スポットに行ってこれほど感動したことはないと言っても過言ではない。

…これ書いててこの時の気分思い出してまた感動で泣きそうになってきた。

 

 

図書館の余韻を残しつつ、次の目的地へ向かう。

この辺に地下鉄の駅があるはずだが…目立たないので見落としそうだったが、Uのマークが地下鉄の目印だ。
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急に地下鉄の入り口が湧いて出てくる。
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Herrengasse(ヘレンガッセ)駅。文字通り出入口はgasse(路地)にある駅だった。
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地下鉄U3号線。どの路線も同じ車両が走っている。
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Schlachthausgasse駅で下車。
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そういえば忘れていたが、地下鉄やトラムのドアは押しボタン式で、ボタンを押さなければドアが開かない。ちなみに、現地の人を見ていると、どうやら停車前にあらかじめボタンを押しておけば着いたら最速で自動で開く仕様らしい

駅舎はガラス張りが多いのがウィーンの特徴なのだろうか。
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見たことある電停名だと思ったら、宿最寄りのMatzleinsdorferPlatz駅にも乗り入れている18系統の終着電停だった。
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使われていない(?)併用軌道もある。
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さて、やってきたのはRemise – Verkehrsmuseum der WienerLinien、WienerLinienの鉄道博物館だ。
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昔の車両が並んでいる。
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いろんな形のいろんな車両がいるが、塗装は統一されている。
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色違いもいた。昔は蒸気機関車もいたらしい。
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電圧と周波数のお勉強ができるなど、他にも学習要素のある展示もいくつかあり、展示は充実している。
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https://twitter.com/serialNo_20001/status/1653728752088813574?s=20

 

 


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レールを運搬する車両もいる。
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昔の写真が貼られている。あんなリレーラーみたいなやつで搬入するんか…
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バスもトラムと同じ塗装。
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2階建てバスもいたんやね。
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展示は地下鉄車両のコーナーへ。
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奥の信号機は全部点灯していて、定期的に現示が変わる。
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地下鉄の掘り方ヤバすぎんだろ。
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運転シミュレーターがある。
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試しにやってみました。ちょっと難しかった。
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バスの運転シミュレーターもある。
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地下鉄よりもっと難しかった。
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連接バス
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外にもトラムと地下鉄の断面模型がある。
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別棟に世界の鉄道のコーナーみたいなのがあり、なんか日本の放送聞こえてきたと思ったらJapanもあった。
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BahnhofShibuyaが紹介されている。
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このぬいぐるみ欲しいな…
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服もいいね。
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けど、いい値段するし、帰りの飛行機には荷物増やせないので買うのはあきらめた。

 

調べてみたら、ここで売ってるグッズは公式通販で買えるらしい。

www.wienerlinien.at

 

ここの博物館は、昨日観光に同行した瀬戸内氏(@setoutivrm)に紹介してもらった。彼が行きたがっていたが時間の都合で行けなかったので代わりに来てみたが、展示は充実しており、€1か€2のコインで返却式の大きめ無料ロッカーもであるので手ぶらで館内回れるのもよかった。

 

続きます

 

 

○記事内で紹介した飲食店

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○記事内で紹介した観光地

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◯この記事の移動情報

1.

ウイーン市電
[ [6] BurggasseStadthalle ]
MatzleinsdorferPlatz→Margaretengürtel

 

2.

ウィーン地下鉄U4
[ Hutteldorf ]
Margaretengürtel→Schönbrunn

 

3.

ウィーン地下鉄U4

[ Heiligenstadt ]
Shönbrunn→Karlsplatz

 

4.

ウィーン市バス
[ [2A ] Schwarzenbergplatz ]
Schwedenplatz→Alberitinaplatz

 

5.

ウィーン地下鉄U3
[ Simmerring ]
Herrengasse→Schlachthausgasse