・この記事では、23年ゴールデンウイークの旅行の記録のうち、8日目午前の内容をまとめました
・主な内容:プラハ本駅で荷物を預ける、手動転轍器を見る、タトラ博物館に行く、トラムを撮る、空港行きのバスに乗る
前回
欧州滞在最終日。
昨日と同じく、素泊まりの予約だった気がするからいただいていいのか悪いのかよくわからんけど、食っていいよと言われるので宿の朝食をいただく。
朝飯食ってるだけでオシャレな気分になれるヨーロッパの朝は素晴らしい。
お世話になった宿をチェックアウトして、最寄りのJana Masaryka電停からトラムでI.P.Pavlova電停、地下鉄に乗り換えてHlavní nádraží駅に来た。
本日は最終日なのですべての荷物を持っており、午後には空港に向かう。昨日買ったおみやげもあり荷物はかなり重たい。空港へはHlavní nádraží(本駅)からの直行バスが便利なので、ここで荷物を預けておくのが正解だと判断した。
コインロッカーのほか、有人の荷物預けもある。
今回はここ、荷物預けを利用した。ホーム階の下、地下1階の南のほうの通路の途中にある。
大きさで料金が違ってくるが、普通のサイズなら1個1日60コルナで預けられる。
ちなみに、コインロッカーは1日100コルナだったので、荷物が1個ならこっちのほうが安い。
係員に60コルナ支払うのだが、小銭を作っておきたかったのもあって100コルナ札を出したのに、財布を覗いていた係員は20コルナ玉持ってんじゃんそれ3枚寄越せよと言ってくるのでしぶしぶ硬貨で払う。おかげでトイレ代の手持ちがなくなった。
ここで改めてプラハ本駅(Praha Hlavní nádraží)の外観を撮っておく。
荷物を預けて身軽になった私は地下鉄に乗ってVltavská駅まで来た。
ここでトラムに乗り換える。配線がえげつない。一番左の線など、曲線半径めっちゃ小さそう。
ここの分岐は右に行く基準線(?)が定位で、左に行く分岐線に行くには運転手が手動で転換する方式らしい。
運転手が棒を持って降りてきて、軌間にあるレバーを操作していた。
イモムシみたいな電車も来ます。
続いてトラムに乗車していると、途中でSparta(スパルタ)電停を通った。
ACスパルタ・プラハというサッカーチームの本拠、レトナスタジアムの最寄りらしい。
レトナスタジアムは、ゼネラリ保険という会社がネーミングライツを取得しておりゼネラリアレーナという名前もついているらしいが、過去にはトヨタ自動車がネーミングライツを持っており、その頃はトヨタ・アレーナだったらしい。意外なところで日本とのつながりがある。
車窓でプラハ城を裏から望める。
Vozovna Střešovice電停で降ります。
都市交通博物館(Muzeum městské hromadné dopravy)にやってきました。プラハの市電(市内交通)に関する展示(トラムの保存車の車庫を開放している感じ?)が見れる。
やはりトラムのルーツは馬車なんですね
昔の車両や電停も趣があっていいね
みんな大好きタトラくん
タトラバスもいます。
この保存車、全部動かせるらしくってたまげた
館内では実際にこれらの保存車が市内パレードした日の動画も上映されている
さて、タトラを堪能したので今日の予定は完了だ。あとは市街地をウロウロしつつ空港に向かうだけ。
交通博物館最寄りのVozovna Střešovice電停からトラムで1本、Staroměstská電停で降りる。
はい、いい景色ですね。
すぐ近くにはマーネス橋(Mánesův most)という橋が架かっており、先ほどはトラムでここを渡ってきた。向こうにはプラハ城が見える。
隣はカレル橋で、カレル橋を横から撮るにもいい場所だ。
景色を見ていたら、交通博物館から抜け出してきたのか、何かの貸切か旧車が走ってきた。
すごくレトロな雰囲気で、相変わらずパンタはでかい。
映えすぎ
パンタグラフ後ろから見るとすごい形してるな
引き続き景色やトラムを撮るなどします。
またなんか古そうなトラムが来た。これは系統板も出ているし実は営業列車だったりするのかな…???
続いて、Staroměstská電停からČechův most電停まで移動
この橋がČechův most(チェフーフモスト)、Googleマップには英語でCzech Bridge(チェコ橋)と書いてある。mostがチェコ語で橋というのかな。
Čechův most電停。道路の真ん中の何もないところで電車が止まって、歩道から車道を渡って乗り降りするタイプの電停だった。
巨大なメトロノームがあると聞いて来た
メトロノームはレトナ公園の中にあるのだが、ここからだと丘の上に登らないといけなそうだ。
登る気力がなかったので下から撮るだけにした。
この橋から旧市街広場に行きたかったが、いいトラム路線がなく、歩いていくのが一番早いらしかったので、疲れているが仕方なく歩く。
石畳の道路を歩く。
5分か10分ほど歩いて旧市街広場に来た。
ここもなかなかいい場所
正時前なのでからくり時計の前がまた混んでる
この周辺、今日はsecurityってベストの人が多い。
そういえば、外務省が海外旅行の際には登録を推奨している「たびレジ」から、今日は旧市街広場周辺で反政府デモが開催されるって注意喚起のメールが来ていた。
たびレジに登録しておくと、このような安全にかかわる情報などを受け取れるほか、海外にいることを国の担当機関に把握してもらえるので、万が一何か有事の事態が発生しても大使館などから連絡が来るらしい。海外旅行の予定がある人は登録しておこう。
たしか昼過ぎからという情報だったので、早めに旧市街広場を離れて、プラハ本駅のほうへ向かうことにした。
旧市街からプラハ本駅までは歩くと少し距離がある。
けど、フィットするトラムもないので仕方なし歩く
一応、ムーステクからならプラハ本駅の北のハズレに行くトラムがあったっぽいけど、この時は気づかなかったし、気づいてたとしても時間もあるし散歩がてら景色を見るを選択したと思う。石畳の道にこういう建築物いいね
プラハ本駅に戻ってコンビニに入ったら、チェコ語の鬼滅の刃が売っていた。
昼飯は駅構内の飲食店に入ろうとしたが、これといって特色あるものもなかったのでスーパーで適当に売られていた惣菜パンを購入した。1個600円のサンドイッチよりかは安かったような印象。
その後、駅のきっぷ売り場で空港行きバスの乗車券を購入。バスの運行はチェコ鉄道(CD)なので鉄道駅でバスの乗車券が買えるのだ。JRバスみたいな感じ。
ちなみに、ここのきっぷ売り場併設の案内所ではチェコ鉄道(CD)のグッズも販売していた。
空港行きバスの乗り場はホームと同じ階層の駅舎を出てすぐの道路にある。
事前に調べた情報ではチェコ鉄道(CD)塗装の青いバスが来るらしいが、今回はプラハ交通局(?)市電や地下鉄と同じ赤い塗装のバスが来た。共同運行だろうか。
空港までは100コルナ。運転手にきっぷを見せる。一応、この場で現金でも払えるらしい。
普通の路線バスタイプのバス。例によって最前を陣取って空港へ向かう。
線路が見える。
海外でバスに乗ると車窓や車内からどうも地元の生活を感じるようで楽しい。
クソデカラウンドアバウトがあってとてもいい。
トラム、狭い市街をチョロチョロするのもいいけど広い道路の真ん中をガーッて走ってくのもいい。
トラムは延伸?と思ったらこの区間運休にしての改良工事をしているらしい(?)
ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港に着きました。ターミナルは2つあるので、降りるバス停を間違えないようにしよう。
だいぶ余裕をもって到着したのでチェックイン開始までそこそこ時間がある。
売店や飲食店の選択肢は少なく、ターミナルは中部国際空港程度(売店の数で言ったらそれ以下)の規模しかない空港だった。
○記事内で紹介した観光地
↓行ってはいないけど一応紹介
◯この記事の移動情報
1.
プラハ市電
[ [22] Bílá Hora ]
Jana Masaryka→I.P.Pavlova
2.
プラハ地下鉄C線
[ Letňany ]
I.P.Pavlova→Hlavní nádraží
3.
プラハ地下鉄C線
[ Letňany ]
Hlavní nádraží→Vltavská
4.
プラハ市電
[ 25] Bílá Hora ]
Vltavská→Vozovna Střešovice
5.
プラハ市電
[ [2]Podolská vodárna ]
Vozovna Střešovice→Staroměstská
6.
プラハ市電
[ [17] Kobylisy ]
Staroměstská→Čechův most
7.
チェコ国鉄
[ [AE] Letiště/Airport ]
Plaha hl.n.→Terminál1