・この記事では、23年ゴールデンウイークの旅行の記録のうち、7日目午後の内容をまとめました
・主な内容:旧市街広場散策、広場でハムとビールを食う、人類の英知に触れる、ショッピングモールでお買い物、プラハのトラム・地下鉄グッズを買う
前回の記事で、プラハ城を降りてカレル橋を渡るところまで書いた。
カレル橋の東側は旧市街エリアと呼ばれている。
トラムが渋滞に巻き込まれている。
街並みはどこを撮っても映える。
すれ違う人がみんなこれを食べ歩きしているから食べたくなっちゃった。
トゥルデルニークというチェコの伝統的な揚げパンにソフトクリームがトッピングされている。
冷たいアイスと焼きたてパンのコンビで甘くておいしい。パンはかなりのボリュームなのでこれだけでおなかいっぱいになる。半分のサイズで半額で売ってくれ…
開けたところは旧市街広場(Staroměstské náměstí)。プラハ観光の拠点だ。
時刻は12時になろうというところ。ザルツブルクやウィーンと同じく、周囲に鐘が鳴り響く。
12時前だからか永遠に鐘鳴っとる#とら旅2023 pic.twitter.com/UfJxzKAKz6
— trafy (@serialNo_20001) 2023年5月5日
こちらはプラハの天文時計。600年も前に建てられたのだとか。
毎正時になると時計の上の小さな窓から12体の人形が順番に顔を出すという仕掛けがあり、観光客はみんなこれを見に来る。10分前にもなると時計の見やすい場所はかなり混雑する。
からくりの内部はこんな感じになっているらしい。
この時計塔、登れます。
ちょっと高いけど景色がいいので登るのがおすすめ。2000円くらいしたような気がする。さらにエレベーターは追加料金が必要で、私はケチって階段で上り下りしたので、足腰がお亡くなりになった。
窓がなく外の空気に直に当たれるので春の陽気な風が気持ちいい。(プラハの春ではあるけどプラハの春とは違って平和な世界)
遠くにプラハ城が見える。
広場の向かいにあるのはティーンの前の聖母教会(Chrám Matky Boží před Týnem)というらしい。
ちょうど鐘を鳴らしているタイミングで、塔の中で人力で鐘を鳴らしている人達を見れた。大変な仕事だなあ
また永遠に鐘がなってる
— trafy (@serialNo_20001) 2023年5月5日
あれ人力で鳴らしてるんや…
雰囲気最高#とら旅2023 pic.twitter.com/fnF6Rpg8NI
プラハの街並みが一望できる。
広場に下りるといくつか屋台が出ており、でっかいハムが焼かれる匂いと見た目にひかれて、気づくとこのお店に吸い寄せられていた。
ビール、ハム、ソーセージ。この組み合わせで失敗することがあるなんて話聞いたことがない。
屋台のプラハハムは炭火でハムを回転させながら焼いているもので、中のピンクに火が通った部分を切り出していただける。すごい弾力で食べ応えも抜群。ビールが進む。ソーセージは結構辛めでサラミみたいな雰囲気だった。あふれる肉汁は付け合わせのパンが吸ってくれ、このパンもまた油が染みておいしい状態になる。
先ほど、失敗することはないと書いたこの組み合わせだが、1点失敗した点を思い出した。
量が多すぎる。
ハムは量り売りで、100gいくらみたいな感じで売られているのだが、一応希望のグラム数を伝えてもその前後のグラム数にしてくれるとはいえどっさり盛られる。パンもなぜが2枚付いてくるし…
あとさっき食べたトゥルデルニークのせいでそこまでおなかが空いていなかったのである。屋台なら軽く済ませれるかと思ったその認識が誤っていた。
お腹がいっぱいで苦しいが、散歩しがてら広場を見て回る。
馬がいる。
広場周辺。
時計塔
物語の世界に入り込んだような空気感。
広場のすぐ近くの路地に博物館を名乗る施設がある。
う~ん?????
Googleマップのレビューを見ると日本人のレビューもいくつかある。
レビューから既におもしろいのでレビューだけでもチェックすべし。
以下、数行と写真2枚は入館してみた感想なので、18歳未満の方とこの手の話題が苦手な方、興味ない方は読み飛ばしてください。
チケットを購入して入ってすぐのところに、さっそく日本の祭りが解説してある。クールジャパンはこんなところにも影響力を持っている。
またがって記念撮影する人がたくさんいた。
そのほかの展示は、撮っていいのか悪いのか、よかったとしても生々しくて到底ブログに載せれるようなものはないので撮っていない。
あんなグッズやこんなグッズが新旧いろいろ展示してあり、歴史を学ぶことができる博物館となっている。
客層も老若男女様々で、入りにくい雰囲気はないし、この手のアイテムは古今東西人類が考えることは同じなんやなと、おもしろみを感じるので時間が空くなら行っておくのがいいと思う。
18禁話題ここまで
広場に戻ってウロウロする。
ちょうど日本は21時とか22時頃で、私がよく入り浸っているDiscordのサーバーで何人か通話していたので、プラハの様子を中継してあげた。私のような一個人が遠く離れた土地の様子を、祖国にいる友人にリアルタイムの動画を見せることができるんだんて、時代は進歩しているのだなあと感じた。
ここ旧市街広場周辺は、ウィーンのシュテファンプラッツとは違って直下や周辺に地下鉄やトラムの駅がない。
少し歩かないといけないのがわずかに不便だ。
歩かないといけない点は不便と言ったが、この街は街全体が見どころなので、むしろ積極的に歩いたほうがよいという側面もある。
たくさん歩いてプラハの雰囲気を楽しむだけでも十分観光になる。
それにしても本当に雰囲気がいい。
Národní třída電停。htNárdeodní Národní třídatřídatps://twitter.com/serialNo_20001/status/1654435529700835328?s=20
行先表示が系統番号だけの車両は昔の車両らしい??
9系統の Sídliště Řepy行きに乗ります。タトラかわいいね
この橋朝渡ったな…
朝乗った系統とは違う路線で、どこを走ってきたかもわからないほど市電の路線はたくさんある。
Arbesovo náměstí電停で下車。
相変わらず建物の雰囲気は変わらず、ヨーロッパの雰囲気がずっと漂っている。この建物はショッピングモールらしい。
現地の人の生活を感じるには、こういう商業施設に来るのが一番だ。
OC Nový Smíchov(Nový Smíchov Shopping Centre)というらしい。
OCは上の写真を見るとObchodní Centrumの略っぽいし、英訳と見比べるとチェコ語ショッピングセンターって意味かな?
建物の外観に似合わず、中は日本でもよくありがちなショッピングモールのような内装で、入居しているテナントもたいがいショッピングモールに入っていそうなテナントばっかりだった。さながら、アピタ系列のウォークモールのような雰囲気だった。
薬局で買い物をした際、レジのねーちゃんにドブリーデン!とチェコ語でこんちわ~と商品を出す。あいさつくらいは現地語を使いたいものだ。会計後、チェコ語で何か言われて、なんですと?と聞き返したら、ごめんね、袋要りますか?と英語で言い直してくれた。
あいさつに現地語を使うと、先方から現地語がしゃべれると思われる弊害があるので注意が必要らしい。
当然、モールの端にはスーパーがある。
大きなスーパーなので品ぞろえはとてもいい。本当にいろいろなものが売っている。寿司もあったけど異様に高かった。
ここで本場のチェコビール、ピルスナーなどのおみやげを買い込む。
牛のイラスト入りの牛乳も売っている。
牛派の末路
親方味噌ラーメンってなんやねん。
レジで会計の際、IDを見せてと言われたのだが、IDってなんやねん、ポイントカードなら持ってねえぞと、困ってしまった。
結局、店員がパスポートと言ったのか、どういう経緯で気づいたか忘れたが、身分証を出せと言われている気がしてパスポートを渡したらOKになった。酒を買ったので年確をされたらしい。
ショッピングモールを後にして、
どうやらチェコの市内交通の運営会社(Dopravní podnik hlavního města Prahy a.s.)のグッズが買えるところがあるとのことで行ってみる。
タトラ並び
Národní třída電停に戻ってきた。
地下鉄A線とB線の乗換駅、Můstek(ムーステク)駅。ここの構内にプラハの市内交通グッズが買えるところがあるらしい。
https://twitter.com/serialNo_20001/status/1654435529700835328?s=20hhtt
ここのインフォメーションセンター(Infocentrum DPP Můstek)で買えるらしい。ps://twitter.com/serialNo_20001/status/1654435529700835328?s=20ttps://twitter.com/serialNo_20001/status/1654435529700835328?s=20
地下鉄のDVDやパンフレットなど
マグカップにジョッキ、かわいいタトラのぬいぐるみは欲しくなっちゃう。
Tシャツもタトラデザインのやつ買おうかとも思ったけど、確かいいサイズがなかったような気がした。
購入したものの写真はこの記事の後のほうにまとめて載せるので、このまま読み進めていただこう。
構内にはalbertというスーパーがある。ここで今日の夕飯を買っておこう。ここも品ぞろえは悪くなく、お求めやすい価格の商品があるので便利だ。
ビールを大量に買い込んで荷物が重いのでさっさと宿に帰ろう。
Můstek駅からA線で2駅、Náměstí Míru駅。
あ、この路線サードレールから給電するタイプ…なのか?サードレールっぽいものはあるがホームの端からしか出ていないし、そもそも架線もある…???
ホームからエスカレーターで出口に向かおうとしたら、エスカレーターのすぐそばで、先に降りてた数人の客が私服の兄ちゃん2人組に絡まれてる…こわい…
怖いので距離を置いて通り抜けようとしたら、私もちゃんと絡まれた。
ビビり散らかしていたが、どうやら検札らしい。
あ、地下鉄の検札はこういうところでやるんだね…
このエスカレーターすごい長いな…
エスカレーター長すぎて下が見えない…
現地でやたら長いなと思っていたこのエスカレーター、
この記事を執筆している時に知ったことだが、ここNáměstí Míru駅はプラハ地下鉄で最も深い駅で地中52mだそうだ。そりゃこれだけエスカレーターも長いわな。
日本一深い地下鉄の駅として有名な都営大江戸線の六本木駅1番線ホームは地下42.3mだから、それよりも深い。プラハのことも、深~く、愛してね!*1
これからエスカレーターに乗ってホームに向かう人は、まさかこれだけ長いエスカレーターの下に検札がいるなんて思ってもいないだろうから、検札の効果も抜群だ。
Náměstí Míru駅、このブログを愛読してくれているありがたい読者様はお気づきかもしれないが、宿最寄りの電停に行くトラムに乗換ができる。地上に出ると以下のブログで紹介した平和広場だ。
トラムが来るまで写真でも撮る。
消防車かっこいい。
バス。なんとな~く新型エアロスターに似ているような似ていないような…
タトラかわいい(n回目)
乗る電車もタトラでした。
さて、宿に戻って、今日買ってきたものを紹介する。
まずはこちら。カバン。
国際線の機内は液体の持ち込みが制限されており、お土産に大量のビールを買いたかったが持ち帰るすべがない。(今回の旅行はリュックと手提げかばんの2つで来ており、預け荷物は持ってきていない)
買ったものを宅配便で日本に送るとしても数千円とかかるわけで、その数千円でカバンを買えばええやんかと、そういう判断だ。例のショッピングモールに入っていたカバン屋さんで3000円か4000円くらいで購入。いい買い物ができた。
大量のビールはこのかばんに入れて、帰りは預け荷物にしてしまえば持って帰ることができる。
トラムや地下鉄の車両が描かれたマグカップ。ムーステク駅のインフォメーションで購入したプラハ交通局(?)のグッズ。かわいい。
チェコのビールと例の牛。これは今から飲む。
牛の牛乳は付属のストローが紙ストローだった。紙ストローよくないね。
中心は夕飯に買ったサンドイッチ。ヨーロッパにしては安いほうで、お味もそこそこ。お昼に大量に飯を食べてお腹がいっぱいなのでこのくらいでちょうどよかった。
右に並んでいる筒状のものは薬局で購入したサプリメントで、タブレット状の錠剤を水に溶かして飲むとおいしい。各種ビタミンやミネラルなどいくつか種類があり、それぞれ味も違うようだ。
食レポはこちら
チェコのdmで買った水に溶かすとジュースみたいになる錠剤
— trafy (@serialNo_20001) 2023年7月6日
思ったのと違う溶け方するしなぜか炭酸水になるけど、まあうまいかな
ヨーロッパ、結局現地人も硬水おいしいと思ってなくてなんでも炭酸水にする説あるな pic.twitter.com/P49eNS0glg
行きのマレーシア航空でもらってたピーナツをツマミにする。
これはウィーンHbf.のOBBラウンジでもらってあったお菓子。うまい。
この牛乳、クイックミルクのバニラ味みたいな味する。
明日はついにチェコ最終日、つまりはこのヨーロッパ旅行も最終日となるのだ。
長かったような、短かったような、でもかなり充実した旅行だったので中身は十分、短いとは思わないかな、そんなようなことを考えながら、欧州での最後の夜に就寝…
続く
○記事内で紹介した飲食店
↓屋台がいくつか出ている
○記事内で紹介した観光地
◯この記事の移動情報
1.
プラハ市電
[ [9] Sídliště Řepy ]
Národní třída→Arbesovo náměstí
2.
プラハ市電
[ [9] Spojovací]
Arbesovo náměstí→ Národní třída
3.
プラハ地下鉄A線
[ Depo Hostivař ]
Můstek→Náměstí Míru
4.
プラハ市電
[ [22] Nádraží Hostivař ]
Náměstí Míru→Jana Masaryka