いかのおすし

よいこのやくそく、いかのおすしです。

プラハ郊外の路線バス旅、チェコ料理をチェコビールで(23.5欧州旅行記⑭)

・この記事では、23年ゴールデンウイークの旅行の記録のうち、6日目午後の内容をまとめました

・主な内容:地下鉄に乗るっ!、トイレの紙がない、ローカル路線バスの旅、またサウナに入る、チェコビールを飲んでチェコ料理食べる、無炭酸の水はNEPERLIVÁ

 

 

前回

serialtrafy.hatenablog.com

 

プラハの地下鉄にも時間制限の乗り放題券がある。券売機やきっぷ売り場で購入可能だ。券売機で買ってしまったのでペラペラな紙のきっぷだったが、きっぷ売り場で買えばまた違ったのだろうか?

使用方はウィーンと同じく、チケットに打刻すると有効になるシステム。

 

プラハ地下鉄C線のHlavní nádraží(フラヴニナードラジー、本駅)駅から乗車。

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近代的なデザインのかっこいい電車


電車に乗っていたらトイレに行きたくなってしまったので途中の駅で降りる。
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Roztyly(ロズティリ)駅というらしい

 

駅前のバスターミナル?

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駅舎外観
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トイレは有料で、とてもキレイとは言えない状態だった。

海外ではトイレに紙がないと聞いていたが、これまで行ったところはどこも紙があったところ、ここに来てついに紙がないトイレだったが、事前準備は万端なのでちゃんと紙を大量に持参しており、用を足して、ゴミもゴミ箱に捨てられた。えらい。

海外旅行ではなにかとティッシュが必要となる場面があるため、私は普段から日本の道端で配っているポケットティッシュをできるだけ大量にもらうようにしている。

 

すっきりした後は少し駅前を散策…

駅のすぐ隣は公園?なのか緑地になっていた。
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再び地下鉄に乗り、本来の目的駅、Opatov(オパトフ)



駅出たら未舗装の道しかない何もない駅で驚いた。
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正直、想像しているヨーロッパの雰囲気とはギャップがある駅。
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駅舎の上に上がると幹線道路とバスターミナルがあった。
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先ほどのRoztylyもOpatovも、どうやら駅は住宅街などの端にあるようで、ここからみんなバスなどに乗って行くのだろうたぶん。

 

ひっきりなしにバスが来るが、自分が乗りたい系統が一向に来ない。なんか間違えたかな?
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お目当ての系統ではなかったけど、Googleマップによると行きたいところに行けそうなバスが来たのでこれに乗る。
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安定のオタ席で前面展望。
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ところで、このバスはプラハの1日乗車券が利用できなかった。フリーきっぷの有効範囲がいまいちわからない。
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高速道路みたいなところを走り出した。
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完全にユーロトラックシミュレーターで見たような景色。
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さて、昨日のテルメウィーン*1で完全にサウナの味を占めた私は、今日も再び似たような施設に来た。アクアパレスプラハというところだ。
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ここはどちらかというとプールの要素が大きかった。スパリゾートハワイアンズみたいなものだ。クソデカウォータースライダーが大量にあって、地元の子供たち(小学生くらいから大学生くらいまで年齢層は幅広い)がワイワイ遊んでいた。ハワイアンズに行ったことある人はわかるかもしれないが、ここも1日遊んでいられる施設だと思う。

試しに何回か滑ってたらロッカーの鍵(ICタブ式)を紛失してめちゃくちゃ焦った。(受付に言ったら手数料なしで再発行してもらえたので事なきを得た)

 

お風呂とサウナは、テルメウィーンと同じく全裸混浴スタイルで、外もいい天気だったのでサウナと日なたの休憩イスを往復してのんびりポカポカ過ごした。

 

サウナに満足したので、そろそろ宿に向かう。

Opatov駅まで無料シャトルバスがあるようだが、時間が微妙そうだったので路線バスに乗る。
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バス停で待っていたらグーグルマップが示したバスと違う系統番号のバスが来た。けど、行先表示にはOpatovと出ていたので、まあ大丈夫だろうと乗り込んだら、ちゃんと旧道経由でめちゃくちゃ遠回りする系統だった。(往路は先述のとおりユーロトラックシミュレーターみたいとコメントしたバイパスを走行していた)
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住宅街を抜けたら草原のど真ん中にバス停だけあるようなところを走る。
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旧道経由のほうが現地の生活を感じれて正解かもしれない。
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雰囲気のある住宅街を抜ける。
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時間はかかったけど無事Opatov駅に到着。

C線を戻ってLetńany(レトニャニー)行きに乗車。
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こんな感じのTwitterIDのフォロワーがいるような気がする駅に着いた。
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I.P.Pavlova駅、イーペーパヴロヴァと読むらしい。
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ここで市電に乗り換える。f:id:serialNo_20001:20230724092030j:image

 

パンタグラフでっか!!!!

これが東側諸国で大量に生産されたトラムのスタンダート、タトラカーらしい。あの有名(?)なタトラカーをこの目で見る日が来るなんて思いもしなかった。
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I.P.Pavlova駅はいくつかの市電の路線が乗り入れている。
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トラムが渋滞している。
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自分が乗りたい路線は少し先のブロックに電停があるらしいので移動。
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プラハ市電も片運転台のトラムだ。
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宿最寄り駅のJana Masaryka(ヤナ・マサリカ)電停で下車。
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乗り場は嵩上げしてあるだけの簡素なつくりでいいね。


本日のオヤドもアパートメントタイプで、玄関と部屋はすべてナンバー式鍵だった。
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エレベーターの扉が手動。マジか。ドアを閉めるとカゴが動きだす。
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部屋はキレイでいいね。
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バスルームも広い。(反対側に謎の開かずの扉があるのが怖いが…)
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部屋から見える景色が大変ヨーロッパでもう感激した。
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荷物を置いたら夕飯のためにもう一度トラムに戻ってきた。Jana Masaryka電停。
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タトラのデザインよすぎ。
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かわいい電車。
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例によって後面展望を楽しみます。
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Náměstí Míru(ナームニェスティー・ミール)電停付近ではその名の通りNáměstí Míru(平和広場)を横切る。中心には歴史を感じる教会が建っている。
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ドイツでさんざん聞いたPlatz、チェコ語ではNáměstíと言うらしいので覚えておこう。

 

Muzeum(ムゼウム)電停で下車。
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すぐ目の前には線路を俯瞰できるポイントがあり、正面にPraha Hlavní nádraží(プラハ本駅)の駅舎が見える。線路は足元でトンネルになっている構造だ。
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ここでしばらく電車を眺めることもできる。


建物の並びからいちいちヨーロッパを感じる。
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夕日をあびているのは国立博物館(Národní muzeum)。
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muzeum(ムゼウム)ってのはミュージアム、博物館のことだったのか…
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ムゼウムの正面には久屋大通(そんなに広くない)みたいな空間。
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ヴァーツラフ広場というプラハでは有名どころの繁華街だ。
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このあたりはいわゆる新市街と呼ばれるエリアで、プラハの中心的なエリアだ。
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普通に勘違いしていたが、まだ夕方くらいの明るさと思ってたらもう19時だった。
早く飯食って宿戻る。
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こんな感じでカフェのテラス席が広場に侵食してきているのがいかにもヨーロッパだ。
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ホテルの入り口みたいな建物に入ると…
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中によさげな飲食店があったのでここにする。
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本場のチェコビール!!!f:id:serialNo_20001:20230724092233j:image

ビールは当然何種類もあって、何がいいのかわからないので店員さんオススメを聞くと即答でこれ!とのことだったので注文した。なんていうビールだったかは忘れた(おい!)

 

チェコ料理をいただきます。

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なんかユッケのやつ。たぶん牛肉。
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とろとろのユッケをカリッカリのパン(めちゃくちゃ固い)に載せて食べます。お好みで付け合わせのソースや薬味(タマネギ・ニンニク)を載せると激うま!

 

こちらはガチョウのなんか煮込み
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ガチョウなんて初めて食べると思いながらも、ほろほろに煮込んである鶏肉という感じで味付けもおいしいブラウンソース。ビールによく合います。さらに付け合わせも、ドイツでよく見るキャベツのやつと、舌触りがめちゃくちゃ滑らかでほどよい塩味のマッシュポテトみたいなやつと、なんかふにふにの真っ白パンも当然のようにおいしい。

 

料理の満足度が非常に高い。

そして、金額も高い!と思ったが、ここで気づいた。どちらの料理も普通に2-3人でシェアする量が出てきている。めちゃくちゃおなかがいっぱいだ。レストランというのは家族やみんなで来る場所であり、単独行動オタクには厳しいのだ。そう考えると料理もそんなに高くないような気がしてきた。

ちなみにビールだけはアホほど安い。大雑把に表現すれば物価は日本の2倍なのにビールだけは日本の半額といってもいい。

 

チェックの時、店員女の子(かわいい)にDid you like foods?と聞かれたが普通に聞き取れなくて聞き返して、2回目は聞き取れたはいいものの反応の語彙がなかなか出てこず困ってしまった。

さらに会計の際も、来てくれてありがとう!みたいなことを言われたんだが、語彙力のなさにただ淡白な相槌くらいしか打てず、本当に悔しい思いをした。ついでに言うと、すばらしい接客をしてもらったのに、そんなこんなでチップを払い忘れたのでそっちのほうが申し訳ない。

 

たらふく食ってお腹痛くなりつつ、もう21時になるし帰らんとと店を出てこの明るさで感覚こわれる。日本なら18時くらいやろこれ。
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宿に戻る途中でスーパーに寄る。文字通りミニマーケットだった。
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怪しい味のファンタが大量にありますね…
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一番怪しいやつを購入してしまった。
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すごい色をしているが、普通のベリー味(?)であった。まずくはないが、なんか舌がピリピリするし、そんなに私の口には合わなかった。
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この宿にはあと2日滞在するので、滞在中用にでかい水のボトルも買っておいた。この水はあまり硬水感がなくて炭酸もないのでおススメです。
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ちなみに、PERLIVÁというのがチェコ語で炭酸、NEがnotみたいな意味らしいので、NEPERLIVÁと書いてあるこの水は無炭酸です。

 

 

続く

serialtrafy.hatenablog.com

 

 

○記事内で紹介した飲食

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○記事内で紹介した観光地

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○記事内で紹介したオヤド

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◯この記事の移動情報

プラハ地下鉄C線
[ Háje ]
Hlavní nádraží→Roztyly

 

プラハ地下鉄C線
[ Háje ]
Roztyly→Opatov

 

バス
[ [328] Modletice,Boubravice ]
Opatov→V Oblouku

 

バス
[ [363] Opatov ]
Oblouku→Opatov

 

プラハ地下鉄C線
[ Letńany ]
Opatov→I.P.Pavlova

 

プラハ市電
[ [22] Nádraží Hostivař ]
I.P.Pavlova→Jana Masaryka

 

プラハ市電
[ [13] V Žižkov ]
Jana Masaryka→Muzeum

 

プラハ市電
[ [13] Čechovo náměstí ]
Muzeum→Jana Masaryka

 

 

*1:サウナや温浴施設が併設の温水プール。テルメウィーンに行った記事はこちら。

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