いかのおすし

よいこのやくそく、いかのおすしです。

ドナウ川のさざなみと温泉でととのってから音楽の都でコンサート鑑賞(23.5欧州旅行記⑬)

・この記事では、23年ゴールデンウイークの旅行の記録のうち、5日目後半の内容をまとめました

・主な内容:ドナウ川のさざなみを感じる、世界最古の観覧車を見る、サウナと入浴でととのう、音楽の都でコンサート鑑賞、おいしい夕食

 

 

前回

serialtrafy.hatenablog.com

 

交通博物館を見学した後はU3号線をStephansplatz駅に戻る。

ちなみに、U2号線は工事の関係で一部区間がトラム代行になっている様子だった。

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U3のStephansplatz駅

トイレがある駅は駅名標にWCのマークがついているので参考にするとよい。
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外国ではよくある有料トイレ、さすが観光地の中心部だけあって支払いシステムも先進的だ。ここではクレジットカードも使える。
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WinnerLinienのトイレ代は0.5ユーロだが、0.3ユーロのバウチャーが付くので実質0.2ユーロだ。
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さて、U1号線へ乗り換えてDonauinsel(ドナウインゼル)駅へ。
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ずっと地下を走ってきたと思ってたのにホームの壁を隔てて外は同じレベルで橋の歩道になっていた。
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上が車道で下が歩道と地下鉄
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ちょっと構造理解するのに時間がかかった。f:id:serialNo_20001:20230711082753j:image

Donauinsel駅はその名の通りドナウ川の中洲にある駅。中洲はドナウインゼルと呼ばれる公園になっていた。
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かなり広い
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歩きながら、近鉄名古屋駅の特急発車メロディードナウ川のさざなみ」が一生脳内再生されている。
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youtu.be

 

昔から聞き馴染みのある発車メロディー、そのドナウ川にまさに今、立っている。感無量だ。
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橋がかかっている。
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結構歩いてきたが、案内看板によると、いくつかのブロックに分かれているドナウインゼルのうちの1ブロックのそのまたさらに一部しか歩いていないことがわかった。えらい広い。
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橋を渡ります。
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近鉄名古屋駅発車メロディードナウ川のさざなみ」が(以下略)
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川を渡ると閑静な住宅街(?)だった。
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本当に住宅しかなさそうなこのエリアにも路線バスが走っている。生活に困らなさそう。
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先ほどのドナウ川は大型船も航行できる運河だが、こちらは旧流。
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この辺りのドナウ川は運河と旧流が並行している。
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ここには市民プール的な施設があると聞いたが、まだ寒い季節だからか人の気配がなかった。海のないオーストリアでは海水浴代わりにドナウ川の人工ビーチで水遊びをするらしい。夏はにぎわいそうだ。

 

バスに乗って戻ります。
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地下鉄の駅は高架駅だった。f:id:serialNo_20001:20230711082911j:image

VICとはVienna International Centre(ウィーン国際センター)のことらしい。色味も合わさって桜通線みたいなことになっている。
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ウィーン国際センターは国連の関連施設らしい。

北側にはドナウタワーというタワーを有する公園が広がっており、今回は行っていないがこのあたりも観光してもよさそうだった。

 

Praterstern駅で下車。

ターミナルにはトラムとバスが集約されていて便利そうだ。
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ここには遊園地がある。プラーター公園という公園で、パークの入園自体は無料で、アトラクションの利用が有料のようだ。
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これが世界最古の観覧車というから見に来た。

1897年建造だというから驚き。
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ゴンドラが木製である。
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高いところは苦手なので乗りはしなかった。

 

ちょくちょく店などがあり、園内はにぎわっていた。
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続いて、U1号線の終点Oberlaa(オーバーラー)駅行きに乗車。

次のAlaudagasse行きは終点の手前で折り返す?入庫?よくわからないけど全部が終点まで行くわけではなさそう。
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Oberlaa駅は最近延伸されたらしく、新しい雰囲気。
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引き上げ線もある。
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さて、この駅の橋上駅舎を出てすぐのところに、Therme Wien(テルメ・ウィーン)がある。
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クアパーク・オーバーラーという、これまた愛知健康の森公園ばりにでかい公園があり、その一角にテルメウィーンがある。

このあたりは温泉が湧くということで、ここは温水プールになっており、さらにサウナやお風呂もあるという。

外国に何日もいるとシャワーしか浴びることができないが、お風呂に入ることができるなら試しに行ってみようということで来てみた。

 

参考にした記事

kidsvacation.net

まんまこの記事に書いてあるとおりだった。夏場ならプール遊びも含めて1日中いれると思う。こういう事前情報のおかげで現地語が理解できなくても利用できる、便利な時代だ。

一応、硫黄泉ということだが、結局温水プールになっているのであまり硫黄っぽさは感じなかった。

今回の目当てはサウナと湯船。

サウナは湿式や乾式などいくつも種類がありいろんな温度が設定されていたので選び放題だった。さらにキンキンの水風呂やあったかいお風呂(内風呂も外風呂も)もあり、水着も着用しない(水着禁止)なので日本のスーパー銭湯とほぼ同じような感覚でリラックスできた。

唯一違うのは、混浴な点。なぜかドイツ圏のサウナは老若男女全裸で入るものらしい。(かといって、平日に行ったからかおじさんおばさんしかいないので別に何もいいことがあるわけではない)

それでも、前が見えないほどのむしむし蒸気サウナを出てキンキン水風呂で整った後に外の公園みたいになっているところ(当然サウナエリア)でととのいを感じれたのが大変よかった。

長旅で湯船に浸かれる機会があるのはとても助かった。

 

 

しっかりと疲労を回復したところで、

さて、今日がウィーンで最後の夜となる。

帰りの電車内で、今日開催のコンサートを検索する。ウィーンでやり残したこと、音楽の都で音楽鑑賞をすることだ。

この時検索に使ったサイトを貼っておきたいところだが、あいにく記録を残していなかったのでどのサイトだったか思い出せない。

やったこととしては、「ウィーン コンサート」などと検索して出てきたサイトを参考にして、とりあえずその日コンサートをやっている教会にでも直接行ってみることにした。

 

ところで、帰りもOberlaa駅から地下鉄に乗るが、ここからは2日前に購入した48時間券の効力が切れているので片道券を購入して移動する。

 

毎度おなじみStephansplatz駅。

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地下から出てきたらシュテファン大聖堂がドーーーン!!!!!この規模感にはいちいち驚かされる。夕日を浴びてキレイだ。
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教会に向かう途中にペスト記念柱という柱があった。
なにを記念してるのかと思ったらペストの収束記念らしいね

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鋼の錬金術師のエンヴィーみたいな見た目してる。
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路地を歩いていくと屋根が特徴的な教会がある。f:id:serialNo_20001:20230711083029j:image

この教会でのコンサートに行ってみようと思う。ペーター教会というらしい。
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入り口の前のスタッフさんに、予約してないけど入れる?みたいなことを聞く。

定番のOfcourseの返答と、客席は3ブロックあって一番前が一番高くて(たしか€50くらいだった)、一番後ろが一番安くて€34。一番後ろのブロックでいいよとしたが、どうやら支払いは現金のみとのこと。財布に入っているユーロ札では足りなそうだったので、スタッフにATMで下ろしてくるねと言ったら、ATMの場所も教えてくれた。優しい。

でも、もう一度財布を見てみたら、やたらと2ユーロコインが入っている。チップやトイレ用と思って現金使う場面ではお札を優先的に使っていたのだ。数えたら残っているお札と合わせて40ユーロくらいはありそうだった。

 

戻ってスタッフさんに、コインならあったけど、コインで払ってもいい?と断って、ジャラジャラと小銭を出す。

30ユーロくらい出したところで、スタッフさんが30でいいよと言ってくれ、そんな、申し訳ないな…と思っていたのに、続けてチケットにⅠブロック(最前ブロック)を記入し、サプライズ!と言って渡してくるではないか!

現金がなかったり小銭でジャラジャラ払ったりわたくしめがこんなサプライズを受けていいのだろうか…

 

プログラムはこちら。弦楽器四重奏。聞いたことある曲も多い。

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この国の教会はどこもすごい内装だ。

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すばらしい内装の教会で、天井も広いので4つの弦楽器から奏でられる音は空間全体に響き渡り、すっかり聴き入ることになった。こんないい演奏を最前列で聴けるなんて…

あっという間にアンコールまで終演した。語彙力がないので文章にはまとめがたいが、これは大変いい経験だった。

 

余韻を感じつつ教会を後にする。既に外は真っ暗になっていた。
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世界のどこにいても変わらず月は街を照らすのやな。
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ライトアップシュテファン大聖堂。
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ウィーンで最後の晩餐としたかったが、遅い時間ともありなかなか開いている店が少なかった。

結局、昨日の昼にきたビストロ59に入店した。

 

メニュー見てWienの文字が入っていたのでたぶんご当地だと思う白ワイン。

ピリッとした舌触りでいい味出ています。

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ミネストローネ。

日本で食べれるものより味が薄いが、スパイスが効いていておいしい。でも麦は入っていなかった。麦入っているミネストローネが好きだけど、これはこれでよし。
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ウインナー。でかい。

本場のウインナーは正解しかない。添えのキャベツ好き。イモで腹も満たされる。
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全部で22.1ユーロだった。チップをカードで支払う時は伝票のTIP欄に払いたい金額を書けばいいのだが、ここで不慣れなのでTIP欄に25.0と書いてしまった。

一応理解してもらえて請求25ユーロになったのでよいのだが、丁寧に書くならEUR22.10の下に€2.90-、€25.00-とすればよさそう。f:id:serialNo_20001:20230711083340j:image

ちなみに、数字を書くときは頭に通貨、お尻に-を付けてあげることで運悪く悪意ある店に当たった時でも改ざんを予防できるらしい。

 

おなかいっぱいで気分もよくなって、あとは市電で1本で宿に着く。

これも毎度おなじみMatzleinsdorfer駅。もはや帰宅のような安心感で1日を終える。
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次回

serialtrafy.hatenablog.com

 

 

 

○記事内で紹介した飲食店

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○記事内で紹介した観光地

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◯この記事の移動情報

1.

ウィーン市バス
[ [92A] Kaisermühlen,VIC ]
Sch:ttauplatz→ Kaisermühlen,VIC

 

2.

ウィーン地下鉄U1
[ Oberlaa ]
Kaisermühlen,VIC→Praterstern

 

3.

ウィーン地下鉄U1
[ Oberlaa ]
Praterstern→Oberlaa

 

4.

ウィーン地下鉄U1
[ Leopoldau ]
Oberlaa→Stephansplatz

 

5.

ウィーン市電
[ [1] Stefan-Fadinger-Platz ]
Oper,Karlsplatz→MatzleinsdorferPlatz

 

 

◯とらふぃガバガバ英会話

この記事で紹介した出来事で、こんな会話したとか、こんな会話すればよかったみたいな事柄の備忘録。後からこう言えばよかったかな~とか思ったやつとか、これ言えなかったから失敗したと思ったやつとか。

当然ながら正しい英語ではないと思うが、現地で言ったこと思ったことを書き留めておく。

 

1.

I don't have reservation, can I buy ticket now?

予約してないけど、今からチケット買える?

 

文法ガバでもなんとかなるもんなので、知っている単語を増やすほうがいい気がしてきた。