・この記事では、23年ゴールデンウイークの旅行の記録のうち、4日目後半の内容をまとめました
・主な内容:ウインナーシュニツェルをいただく、バーデン線・Uバーン・トラムを撮り鉄、マルガレーテンギュルテル聖地巡礼、家電量販店に行く、オタクをお見送り、スパーで買い物
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同行の瀬戸内氏(@setoutivrm )視点のブログはこちら
ところで、このOper,Karlsplatz電停はバーデン線という私鉄のターミナル駅でもある。(バーデン線の電停は単にOperというらしい。)
ウィーンでいわゆる市電というのは、ウィーン市が出資するWiener Linienが運営する赤の車体のトラムを指すことが多いが、青のバーデン線(Badner Bahn)は郊外路線からそのままここOperまで乗り入れてくる運転形態を取っているらしい。トラム区間の線路はWiener Linienと共用しているっぽい。
ウィーンについての事前情報を集めている時に、このバーデン線という存在は見かけたものの行く予定はしていなかったが、まさかここがそのバーデン線の駅なのかというのは、現地に来て初めて認識できた。
チケット売り場もある。
このバーデン線の新車、前面が西武の新車(スマイルトレインみたいなやつ)に通じるデザインで、配色も相まってとても私好みの車両だ。
さて、ここでお昼ごはんとします。名物料理として、wiener schnitzel(ウィンナーシュニツェル、仔牛のカツレツ)なる食べ物が食べたいというのが私の希望で、ここのお店の外にwiener schnitzelの文字があったので入店。
案内された席からはトラムが見えてうれしい。
昼から飲む本場のビールはうまい!!!
これがウィンナーシュニツェルですか…結構デカいし胃もたれしそう。
仔牛のカツレツということだが、値段の都合もあって豚が選べたので豚にした。
サラダもセットでヘルシー。肉もレモンでさっぱりいただけて、見た目よりも案外ペロリといけた。
ウィンナーシュニツェル(豚)とイモ・サラダのセット€13.5-、ランチが10ユーロちょいってのはお手頃価格でいいですね!(約2000円ちょいだが、もうランチ10ユーロは普通です。そういうもんです。)
ウィンナーシュニツェル、今度はちゃんと牛肉でいただきたいですね。
腹も満たされたので店の窓から見れる線路を走る電車を撮る。この車両めっちゃ好き(2回目)
ウインカーは最近の車によくありがちなデイライトがウインカーになるタイプ。個人的な主張をすると、デイライトは左右対称になっていてほしいのでウインカーはデイライトと共用せず別々にしてもらいたい。
重連で来ていた。連結面はこんな感じ。
Karlsplatz電停はOper側とここの地下鉄側に乗り場が分散している。地下鉄側は別の終着となる系統のループ線を、このバーデン線も走るリンクに乗り入れる系統が横切っていて大胆な配線となっている。Oper側も地下鉄側も配線が興味深いのでじっくり観察するとよさそう。
一通り撮影して満足した一行は地下鉄に乗る。
地下鉄はUバーン(ウーバーン)というらしい。
な~んか見たことある電車だな…
この駅で降りました。
日比谷線もいます。
ここはMargaretengürtel駅。昨日ここをトラムで通過した。
このカット、見覚えがある人もいますね。
3月に光明に行って以降、一度八街に行っているのでこのあたりは連続で聖地巡礼した。
リバイバルいろは聖地巡礼
— trafy (@serialNo_20001) 2023年5月3日
ま Margaretengurtel
オインシュタインツー、6,18
工事の臨時通過は終わってたけど、路線図には新路線工事中の線が増えていますね
今回のヨーロッパ旅行で1番楽しみにしてたことこれかも
もう車内放送でMargaretengurtelで笑いが止まらんかった#とら旅2023 pic.twitter.com/rumijPZ28c
3月に光明に行った話はこちらから
下車で見たカットを何枚か撮ってご満悦。
お手洗いに行きたくなったので、駅の隣の公園に行き、ここで初めて公園の公衆トイレを使ってみる。
窓口にオバチャンがいたので、なるほどここで料金を支払うんやなと合点して、0.5ユーロだったか1ユーロだったか支払う。するとオバチャンがdrei(ドライ、ドイツ語で3)と言い、どこかの個室の鍵が開く音がした。
トイレの個室には1番から通し番号が振ってあるのだが、今数字言われたなとわかったものの私の知っているドイツ語の数字はアインス、ツヴァイ、グーテンモルゲン、イーアルイーアルいちいちいちいち*1だけなので聞き取れず困っていたらオバチャンもthree!(英語で3)と言い直してくれて助かった。
マルガレーテンギュルテル駅の近くには地下鉄が撮れそうなところがあったので覗いてみた。https://twitter.com/serialNo_20001/status/1653648828699136002?s=20
堀割の駅の上に陸橋がかかっている。
う〜ん、川と相まって御茶ノ水みたいな雰囲気あるな…
何本か動画を撮ったのでいくつかキャプチャを載せておく。
続いて、駅舎前の広場でリバイバルいろはの当該パートのこの部分のカットと同じ動画を撮ろうとしたのだが…
電車被り
車両が違う
この後ずっと粘るも新型車両しか来ない。
やっと違う車両来たと思ったら…
被り・車両違い
お目当ての車両が全然来ないので諦めました。
新車は新車でかっこいいんだけどね。
旧車もだんだん置き換わっているらしいので今のうちに撮りに行こう。
新旧すれ違い。
聖地巡礼はこのへんにして、ウィーン西駅に行くことにした。ここからトラムに乗れば1本だ。
ウィーン西駅へ向かっていたのだが、急遽途中電停で降りた。
Mariahilfer Gürtel電停。Gürtelは直訳すると帯・ベルトという意味らしいが、ここではこの環状道路をGürtelというらしく、Gürtelに位置する電停で地名Gürtelという電停名をいくつか見た。東京で言えば環八とか、そういうやつ?
なぜ途中で降りたかというと、後面展望をしていたらまた電車を上から撮れそうな箇所を発見したからである。
めちゃくちゃいい撮影スポットというほどではなかったのですぐに撤収
ウィーン西電停で何本か動画を撮るなど
続いて地下鉄に乗車する。
Westbahnhof(西駅)からBahnhof Meidling(マイドリング駅)へ。
ここは私の希望で少しレイルジェットを撮影したかったので寄った。Meidlingを私はずっとミッドリングと読んでいたが、調べたらマイドリングと読むらしい。
オーストリア警察ラッピングの機関車来た。警察ラッピングってなんだよ
純正レイルジェット
一般列車も発着する。
一般塗装のレイルジェットの機関車。模型のスターターセットみたいな編成で来た。
貨物列車も来る
少し歩くとSchedifkaplatz電停がある。
動画撮ってたらパッシングでファンサしてくれた。このブログは動画を貼れないので惜しいが、LEDヘッドライトのパッシングなのでシャープでかっこいい。
この電停、先に紹介したバーデン線がここからは郊外の専用軌道に入っていく分岐駅なのだ。
向こうからレトロな電車がやってきた。
この電車こそ、私が出国前にネットでウィーンを調べている時に見たバーデン線の車両だった。新車の配備でかなり数を減らしているらしい。
異種混結をしていた。
後ろにいたこのえちぜん鉄道にいそうなデザインの車両は中間世代らしい。バーデン線は紺色とクリーム色みたいなカラーリングできていたのに新車から青と白みたいに彩度が上がって少しイメージが違う。
新車、よく見たらこの車体長で台車3つしかないんか…
そのせいで偶数号車浮いとるやんけ
戻ってBahnhofMeidling電停へ。
どうやら、市内線区間はバーデン線車両も同じきっぷで乗車できるっぽいが、調べても確実な情報が出てこなく、何とも言えない。
市電に乗って再びMatzleinsdorferPlatz電停へ。
昨日からちょくちょく利用しているMatzleinsdorferPlatz電停がまさかバーデン線が乗り入れていて、しかも今朝ここからリングのカフェに向かった時に乗った路線がバーデン線と共用区間だったとは、この時に知った。
MatzleinsdorferPlatz電停は瀬戸内氏も目を付けていたらしく、「3線分岐の地下駅があるらしいから行きたい」との申し出に、MatzleinsdorferPlatzならワイの宿の最寄り駅やでみたいなやり取りをした覚えがある。
この時雨が降りそうな気配と、肌寒い気温に天候になり始めていたので、瀬戸内氏が電停を堪能している間に私は宿に上着と傘を取りに戻った。
このMatzleinsdorferPlatzは国鉄OBBの乗換駅でもある。この駅便利すぎた。いい宿を取ったもんだ。
ここでもレイルジェットを撮らせてもらった。隣が車両基地になっており、出入庫する車両や、ナイトジェットの入換も目撃できた。
電車いつ来るかなと調べていたら、ブタペストから来て一度Hauptbahnhof、MatzleinsdorferPlatzを通過した後、Meidlingで折り返してMatzleinsdorferPlatz、Hauptbahnhofに停車してからプラハに向かう列車を発見して理解が追い付かなかった。レイルジェットは東西方向と南北方向は直通する系統があると聞いていたが、東から北に行くししかも同じ駅2階通るしみたいなのは聞いていなかった。
OBBの近郊電車はSバーンといって、市内観光だけではなかなか利用機会は少ないかもしれないが、私の宿最寄りのMatzleinsdorferPlatz駅からはOBBで1駅でHauptBahnhofに来れるので便利だ。Hauptbahnhofまで乗ったのはREXと呼ばれる快速客車列車。これも市内区間は昨日買った48時間券で乗車できる。WienHauptbahnhof(ウィーン中央駅)に地下ホームがあることはこの時初めて知った。
ところで私は日本からモバイルバッテリーを持参していたが、モバイルバッテリーを充電するコードを忘れたことに気づいた。帰国までギリギリ足りそうな気もするが、足りなかった時怖い…
そんな時、同行の瀬戸内氏も変換プラグを追加で買いたいと言っていたので、家電量販店に行くことにした。
噴水がある憩いの広場。
その正面にいびつな形の壁面を持つ建物が…
ここはショッピングモールで、ここに家電量販店も入っている。旅行中にこういう現地の人が行くようなお店に行くのも現地の文化を感じられる大事な行動だ。これも絶対観光パンフレットには書いていないし、日本にいてもわからない、海外に行かないと得られない経験だ。
充電ケーブルはそんなに高くなかったけど別に安くもない値段だったし、モバイルバッテリーの使用を極力控えて、宿や電車で充電しつつあとは帰りは飛行機にさえ乗れれば充電は問題なくなると判断して購入は見送り。
駅に戻る。赤色現示の信号が青色に変わる時に黄色を挟むヨーロッパ仕草を目撃。
WienHauptbahnhof(ウィーン中央駅)外観
併設のスーパーマーケット、Spar(スパー)を物色。
あ!このデスペラドスってビール、地元の子が飲みたいのに日本で売っていないって言っていたやつだ!
お土産に買って帰りたいけど飛行機の預け荷物なしで来ているので液体を機内持ち込みできない…と葛藤した結果、どこかで預け荷物に入れれるカバンを購入することにしてデスペラドスも購入した。
謎ドリンクチャレンジしようと購入したものはヨーグルトだった。スプーンがないので食べにくい。
飯
普通のバキンだった。
今日1日同行した瀬戸内氏はもうすぐお別れの時間。
ホームに上がって重連レイルジェットを見る。
重連レイルジェットの東方面行きは片方がブタペスト行き、もう片方がフルーハーフェンウィーン行きだった。
写真撮ったと思ってたけど撮っていなかった、ブタペスト経由のブカレスト行き客車列車もいた。スケールがデカい。
瀬戸内氏が乗るナイトジェットが上野駅の推進運転さながら入線してきた。
かっこいい
客車寝台いいなあ
夜行列車発車前のこの空気感、いい
瀬戸内氏を見送った後ハンガリーの精神を感じるレイルジェットが来た。
さて、私も宿に戻るとする。
宿に戻る前に明日の今夜シャワーで使うシャンプーと明日の朝飯をスパーで買い出し。
毎朝朝飯に2000円もかけてられない。
ウィーン中央駅の地下にでかいスパーがある。
使い捨てワイングラスがお手頃価格で売っており、ワインを宿で飲むこともできそうだ。
石鹸類は日本で見たことあるようなパッケージのものも売っていた。今後もこうして急遽使う可能性も考慮して100ml以下の容器に入っているシャンプーを選んだ。
買い物が終わったら来た道を戻ってSバーンでMatzleinsdorferPlatz駅へ。
宿に戻ってデスペラドスを味見…栓抜きがなかったので大変苦労しながら、なんとかカラビナなどを駆使してこじり開けた。マレ航でもらってあまってたピーナッツで晩酌
かなり充実した1日だった反面、疲れ切ってしまったので今日はもう寝ます…
明日の話
○記事内で紹介した飲食店
○記事内で紹介した観光地
◯この記事の移動情報
1.
ウィーン地下鉄 U4
[ Hutteldorf ]
Karlsplatz→Margaretengürtel
2.
ウィーン市電
[ [6] BurggasseStadthalle ]
Margaretengürtel→Mariahilfergürtel
3.
ウィーン市電
[ [18] BurggasseStadthalle ]
Mariahilfergürtel→westbf
4.
ウィーン地下鉄 U6
[ Seibenhirten ]
westbf→bfMeidling
5.
ウィーン市電
[ [62] Oper, Karlsplatz ]
BahnhofMeidling→MatzleinsdorferPlatz
6.
OBB
[REX1|WienFloridsdorf Bahnhof]
MatzleinsdorferPlatz→WienHauptbahnhof
7.
OBB
[REX1|Wien Meidling]
WienHauptBahnhof→MatzleinsdorferPlatz