・この記事では、23年ゴールデンウイークの旅行の記録のうち、8日目午後~帰国までの内容をまとめました
・主な内容:英語でチェックインする話、カタール航空搭乗記、ドーハのバキンを食う、マレーシア航空搭乗記、ウィラーエクスプレス搭乗記
前回
プラハ国際空港のターミナル1には多少のカフェがある程度以外は特に見て回るものもなさそうだったので、チェックイン待機列に並ぶことにした。
そこそこ待って、ようやくチェックイン開始時刻になった。
チェックインでは預入れ荷物がある都合で結構英語での会話が必要になった。チェックインの基本的な流れは国内旅行でマスターしているので、係員の話す言葉はなんとなく言ってることがわかる。
預け荷物を台に載せて、パソコンや危険物などは入っていないか?みたいなことを聞かれる。
そういえば瓶のビールを買ったので、それが割れないかだけ心配だ。割れやすい瓶が入っていると伝えてみると、割れ物シール(FRAGILEシール)が必要ですか?と言われたのでお願いした。
実はFRAGILEという単語、当時2か月程前(2月)にスキー板を飛行機に預けて山形へ滑りに行った時に初めて預け荷物に貼られたこわれものシールに書いてあるのを見たのが初見で、その経験がなかったら係員に急にFRAGILEと言われても理解できていなかったと思う。海外旅行にはやはり国内旅行の経験がある程度生きると再度実感した。
ついに出国の時…
シェンゲンの出国スタンプ、CZ(チェコ)が押され、ヨーロッパの外に。
プラハ空港の制限エリアには免税店がある。いかにもな土産物はプラハ旧市街の土産物屋と相場も品ぞろえも大差ないようだ。
旧市街で買おうと思って忘れていた、このビールが入っているように見えるコップを購入することにした。
ビールのように見える部分は液体で、あ、これ持ち込みできないのか?と思ったが、ちゃんとセキュリティ包装をしてくれた。
これで問題なし!!!
イージージェット、ブリティッシュエアウェイズ、カタール航空と、日本ではなかなか見ない塗装の航空機が並ぶ。
売店で、お土産用のワインと、水がドーハよりかは安そうな値段で売っていたのでここで買っておこう。ワインは日本まで開封しないが、水はどこかで開封したいので、セキュリティバッグ分けれるか聞きたかったのに語彙力なくて伝えられず、店員さんと問答するもセキュリティ!セキュリティ!!と言われ結局全部同じ袋に入れられて泣いた
これからは会計を分けようと思う。
こちらは水分補給用に買った飲料。どんな味かな~
甘さ控えめの紅茶だった。悪くない味。
だいぶ余裕をもって搭乗口に来たので少し時間が余っている。乗るやつはこれです!
この空港、搭乗口の直前に保安検査があるタイプだからペットボトルを搭乗前までに頑張って飲み切ったのだが、他の人の保安検査の様子を見ていると別にペットボトルの飲み物飲み切らんでも持ち込みできるんかい。
そんなこんなで搭乗時刻。これからドーハまでの5時間くらい、このA320の広くもない空間で過ごさないといけないの少しつらいわね。
プラハ空港を中部空港みたいと書いたが、もう乗る機材もこんなんなので雰囲気が完全に中部空港になってしまった。
コクピットの中が見れる貴重レヤ体験。
カタール航空の機内BGMめちゃくちゃワイ好みの旋律でめちゃすきなのでみんな聴いて
— trafy (@serialNo_20001) 2023年5月6日
https://t.co/P5phH5rGhf
機内食など
マンゴージュース濃厚でおいしい。
柿ピー、外国にも存在するんだ。
ハンドジェルはこれアルコール消毒のジェルで、カタール航空ではこれのほかにもいくつかの衛生グッズが入ったセットが貰えました。
ワールドカップのロゴが入ったビール。アルコールも飲み放題なのうれしいね。
肉めっちゃうま!
デザートのチョコムース?が甘すぎたのでワインもいただきます。ちょうどいい。
飯を食い終わったので映画でも観る。
ハリポタの炎のゴブレット、これは観たことなかったので観た。
音割れポッターにしか見えないサムネが本当によくない。
本編でもここのシーン出てきた時にゲラゲラ笑ってしまった。
しかもこれライトセーバー的なやつだと思っていたら全然違ったやんけ。
なんだかんだドーハに到着した。
え、沖留めなの?
まさか沖留めだとは思わなかった。プラハの空港の規模の小ささが浮き彫りになる。
でかいバスは結構長い間走っていた。ドーハ空港広すぎ。
着いてまず保安検査。
プラハ空港で買ったビールが入っているように見えるお土産あったじゃないですか。さっきこの記事中に書いたやつ。
あれが保安検査係員の目に止まり、飲み物じゃないよね?とかこれ何?とかめっちゃ聞かれることになった。スーベニア!スーベニア!ほら、ビールみたいに見えるでしょ!?と弁明するも、別の警備員まで呼ばれてしまい、あ、これダメか?って思って翻訳アプリ開いて待機したけど結局OKになった。
冷や汗やばかった…
どうやらここはBゲートらしい。ターミナルに入ったらこの黄色いクマにほど近い場所だった。
ドーハの空港でやりたいことがあった。
バキンを食うことだ。
イスラム圏限定(と思われる)メニュー、チキンバーガーみたいなやつにした。ドリンクがデカい。
味はまあ普通。良くも悪くもない。イモにはもっと塩振ったほうがいいと思う。
値段はぶっ壊れとる。
時刻は深夜1時を回る頃。
次のフライトは翌朝で、残念なことにここで1泊しないといけない。
その頃、同じ時期にイギリスを旅行していたオタク君がロンドンヒースロー空港にチェックインしていた。彼は直行便で日本に帰るらしい。ご貴族…
空港内にはところどころこのサインで休憩室がある。
今日はこのイスを宿にします。
写真にも写っているが、床に寝ている人もちょくちょくいる。椅子はそこそこ満席近いので、空いていたら早めに座りたい。
明るいし、放送はかかるし、なので爆睡はできなかったものの、そこそこ睡眠状態には入れて案外寝れはした。
ちなみに、セキュリティ対策としては、貴重品カバンは身に着けたまま、リュックは自分の服だったか貴重品カバンだったかにロープ状の鍵でくくりつけて一晩を過ごした。
翌朝。再びマレ航に乗る時が来た。
待合室の窓はポツポツが空いていて外が撮れない仕様
駐機中のカタ航
マレ航のA333に乗る
往路の搭乗から1週間くらい。既に懐かしい
機内食など
オレンジジュース
機内食タイムが一番の楽しみ
粗挽きの肉がうまい
例の変な容器入りの水
寝て起きたらインドを越えたあたりだった気がする。
軽食が配布される
パイ
中身がなんだったかは忘れたけど、記事がパッサパサで口の中の水分全部持ってかれた印象がある
クアラルンプールに到着!
さっそく携帯をインターネットにつなげると、先ほどロンドンヒースロー空港にいたオタクは当然のように羽田に着いていた。私がチェコを出た何時間も後にイギリスを出たオタクが日本に着いているというのに、まだマレーシアか…
ここでの乗り継ぎ時間は2時間。ついに日本の地名が出てきた。マレ航の大阪行きに搭乗します。
乗継2時間でも搭乗口は隣だったので問題なかった。なんなら機材の運用によってはドーハから来た機材がそのまま関空行きになることもあるようだ。
この日は時間が進む方向へのフライトだったので、朝にドーハを出て5~6時間ほどしか乗っていなかったはずだが既に夜遅い時間になっていた。
夜行飛行機に乗ります。あと6時間寝たら日本。長かったけど充実した旅行もこのフライトでついに帰国か…感慨深い
離陸してすぐ機内食が配られる。
このドロドロのイモとビーフシチューの組み合わせが天才的にうまい料理だった。
早朝、例の謎ホットドッグが配られる。
味はともかく、未明に食うものとしては重い。
関西国際空港に帰着!預けた荷物も無事到着できるかな?
預けた荷物も無事回収。
預け荷物にはビールが4Lほど入っている。
一定量以上の酒類など、海外で購入したものを日本に持ち込む場合、関税がかかる場合がある。
visitJapanの税関申告にその旨入力していたので、自動端末に黄色のゲートへと案内された。
しかし税関申告品なしの青色ゲートしか開いていない。見ると黄色は係員が誰もおらず閉められていた。
係員に申告するとゲートを開けてくれ、関税支払いの手続きを始めてくれた。
それでも係員さんはあまり関税の徴収に慣れていないのか、別の係員に聞いたりなんかしらの資料を見比べたり、あげく徴収した現金を保管する箱を事務室に取りに行ったり(常備してないんかい!)と、そこそこ時間がかかった。
【実績解除】関空の税関で関税を納める
400円。大した値段ではないのでみんなも非課税範囲外の土産物はちゃんと申告するんだぞ!
帰りは大阪までバスに乗る。クレカが使えて便利。
関空リムジンバス初乗車
車窓から鯉のぼりが見えた。日本はゴールデンウィークの連休明け最初の平日だった。
無事帰国した私を迎えるには十分すぎる天気の良さ。
北梅田エリアも再開発が進んで、次に来るときはまた違う景色になっているのだろうか
帰りもウィラーで帰ります。乗り場は大阪駅から少し遠いので注意。
帰りのバスは時間に余裕を持った便を予約していた。スムーズに入国できたので1本前の名古屋行きにも乗れそうだ。窓口で変更を申し出るも、往復乗車券を買っていたがために変更不可だった。帰りの時間が変動する時は数百円安くなる程度の往復ではなく片道ずつの予約としたほうがよさそうだ。
というわけでウィラーのターミナル、梅田スカイビルというビル。
周りには朝から営業している飯屋とかいう気の利いたものはない。モーニングがありそうなカフェは1軒あったものの、1週間の海外生活から戻って無性に米を食いたかったので選択肢から消える。仕方なくブンイレで丼物を買う。
コンビニ弁当も高くなったな…と思いつつも、ヨーロッパより安いな…となってり。
しかももう水が300円とかしないんだ…
バスまでの間、たまたまエンカしたオタクと話したり、この旅行記の①*1とか②*2の下書きを進めたりして、ようやくバスに乗れる時間になった。
ビルの大型車駐車場の一角がウィラーの発車スポットになっているのおもしろい
長時間移動の疲れからか、乗車した直後から気絶するように寝て起きたら草津PA
海外と違ってトイレが無料でキレイでウォシュレット使えて感動する。
バスはバスでしっかり輪止め置いてあって安心感あるね
途中で渋滞にはまる
則武一丁目とかいう不便な場所で降ろされます。
大変疲れてはいるものの、とてもよい人生経験を得れた1週間でした。
また行きたいな
おわり
◯この記事の移動情報
1.
カタール航空
A7-AHX[QR292|DOH]
PRG→DOH
2.
マレーシア航空/カタール航空
9M-MTK[MH165/QR4993|KUL]
【MH運航】
DOH→KUL
3.
マレーシア航空
9M-MTN[MH52/QR5004/JL7094/FY7042|KIX]
KUL→KIX
4.
関西空港リムジンバス
[ [UM] 大阪駅前 ]
関西空港→大阪駅前(新阪急ホテル)
5.
WILLEREXPRESS
[WX707|名古屋駅]
WILLERバスターミナル大阪梅田→名古屋駅則武一丁目
◯とらふぃガバガバ英会話
この記事で紹介した出来事で、こんな会話したとか、こんな会話すればよかったみたいな事柄の備忘録。後からこう言えばよかったかな~とか思ったやつとか、これ言えなかったから失敗したと思ったやつとか。
当然ながら正しい英語ではないと思うが、現地で言ったこと思ったことを書き留めておく。
1.
This bag has some crackable bottle.
(直訳)このカバンは割れる瓶を持っています。
英語、日本語を直訳しようとすると言い回しが複雑になったり文法が難しくなったりしがちだが、少し語順を入れ替えてみたり主語を変えてみるだけで簡潔に、自分でも話せるレベルの英語にすることができる。今回自分が思いついたのはこの文章だったが、通じたということは通じるということだろう。
2.
Do you need FRAGILE seal?
割れ物シールが必要ですか?
上記1.に対する空港係員の返答。ここで単語を覚えたので、次回からは自分から言いたいね。