・この記事では、23年ゴールデンウイークの旅行の記録のうち、2日目翌日~3日目早朝のマレーシア航空搭乗の様子をまとめました
・主な内容:KLIAのエアロシャトルは運休中、空港の制限エリアで購入した液体は申し出ればセキュリティ対応の包装をしてくれる(保安検査を通れるかどうかは検査官の判断による)
前回
今回の旅行ブログ、欧州旅行記なのにちっとも欧州じゃないかと疑問を持たれている読者がいるかもしれないので、ここで解説。
ヨーロッパへはいくつか行く手段があるところ、航空機で行く場合も目的地空港まで直行で行けるものもあるが高額となりがちである。東南アジアや中東などで乗継がある便は割安で発売されているため、今回はまずクアラルンプールで乗り継ぐ航空券を買ったのだ。
乗継便のデメリットのひとつに、時間がかかることが挙げられるが、長い乗継時間を活用して観光したり、このブログの下書きを書き進めたりしていたのだ。
帰国したらブログの下書きをササっと校正してサクサク投稿!とできるはずだったのだが、今回ヨーロッパまでの行き帰りの空き時間で下書きを書けていたのは、前回投稿分までの3つだけだったのだ!つまり前回分まではポンポン投稿できたが、ここからはウンウン言いながら書き上げていくため、また完結まで時間がかかるシリーズになると思う。
KLIAに向かう特急ホームは全面ホームドアなので車両の写真がうまく撮れなかった。
行きと同じく電車に揺られて空港に戻る。22時頃だったと思うが、電車は空いていた。
KLIA駅。自分が乗る飛行機がKLIAかKLIA2かどちらから出るかは必ず確認しよう。
あ、なんか聞き覚えのある音するなと思ったらこれ三菱のエレベーターやんけ
搭乗カウンターのある階までエレベーターで上がる。
関空でも30分待ったし、マレーシア入国には1時間かかったから、そんなイメージで空港に戻ってきた。
そしたらイミグレガラ空きだった。
ここでは荷物検査もないので、1分で出国してしまった。なんやねんこれ。
ここでKLIA重要情報(23年5月時点)!
KLIAことクアラルンプール国際空港では、当面の間、メインターミナルとサテライトターミナルを結ぶエアロトレインが運休となっており、バスでの移動となる。乗継に時間がかかることが想定されるので注意しよう。
airports.malaysiaairports.com.my
というわけで、エアロトレイン乗り場のさらに奥からバス乗り場へ降りることになる。
まあまあでかいバスがいる。
通常なかなか見れない景色を見れる点は、バスのほうがよかったかも。
サテライトターミナルに到着。バスにさえ乗れればそんなに時間がかかるものではないと思う。
サテライトターミナル駅にはエアロトレインが留置されていた。
ここで、自販機で西武バスみたいな色のドリンクを購入。
ダカラに炭酸を入れたような味がした。
搭乗ゲート前に寝れるベンチがあっていいね、ここで寝るか。
この空港は搭乗口の手前に保安検査があるタイプらしい。
寝るかとも思ったけど、歩いていたら東南アジアっぽい飯を食えそうだったので飯を食うことにした。
ナシゴなんとか
タイ米にカレーみたいなやつ
タイ米、バター炒めみたいな感じで食感もあって味もうまいので好き。
付け合わせの赤いやつがこないだ韓国で食った食べ物の何よりも辛くって口ぶっ壊れた。
正しくはナシレマッというらしい。
今調べたところ、ナシレマッってのは米をココナッツミルクで炊いた料理のことで、確かに風味があっておいしかった。色々なおかずを組み合わせるようだが、これはナシレマッwithチキンカレーなので、文字通りカレーライスのライスがナシレマッになっている状態ですな。
ちなみに、激辛の赤いやつはたぶんサンバルってやつだったんだと思う。あり得ないほど辛かった。
ありえんほど辛かったのと、機内で飲む水も買っておきたかったのでビニコンを探して、案内所のおねーさんに道を聞いた。エアロトレイン乗り場に並行する通路を少し行くとある。
Buy2Get1って書いてあったのだが、普通に勘違いして2本買ったら1本無料だとなぜか思い込んでいたので2本だけレジに持って行った。
しかも、レジでこれ今から2本飲むんか?みたいなこと聞かれて、(あ〜しくった、これ搭乗前に保安検査あるから捨てなかんやつやん、あ、でも1本無料だからまあええか)などと思い、頑張って飲むわみたいなこと言って2本購入。
で、正しくは2本買うと3本目の1本が無料になるって話なので、当然ただ2本分の金を払っただけだし、普通に2本も飲みきれなくて保安検査で捨てることになるというバカっぷり。
しかも後々気づいたのだが、別に2本のうち1本は機内に持ち込むと言えば機内に持ち込む用にセキュリティバックに入れてくれただけなので、飲むとか言わんければよかっただけである。
そもそもこのセキュリティ関係のシステムの存在すら知らなかったのでここで学びを得た。
ここで得た知見
空港内で購入した液体類は、機内に持ち込む旨伝えればセキュリティ通れる袋に入れてくれるので、店員に申し出よう。*1
水を没収された私は無事搭乗待合室で搭乗を待つ。いよいよヨーロッパへ!
…となりたかったのだが、なぜかドーハ行きなのである。今回、乗継が2回ある航空券を購入していたのだ。安かったので仕方ないね。
クアラルンプールを3時前に出てドーハに6時頃に着く、夜行バスならぬ夜行航空機、つまるところ本日のオヤドである。当然ながら空路の夜行便は初めてであるが、これで陸海空全て夜行便を経験できると思うと感慨深い。
安い航空券でも事前に座席指定ができる便だったので、いい座席を見分けるサイトを睨みつつ、良さげな席を指定しておいた。
このサイト、日付と便名を入れれば機材と座席表が出てきて、座席表にはおススメ席や注意点がある席が色分けされていて、席を選ぶ際に非常に参考になる。
エコノミークラスは通常搭乗してから右に進むほうに席が並んでいるが、この便ではなんと左に進んだ部分に2列だけある、ビジネスクラスとギャレーの間の席の最前を取ったのだ!
目の前がビジネスクラス
最前だとモニターが肘掛けに収納できる式
こういった最前列は、「手荷物は前の座席の下に*2」ができず、すべての荷物を頭上の物入れに入れる必要があるのと、テーブルも肘掛け収納式なので小さめで出すだけで邪魔である。この点がそこそこ不便で、何か出すのにいちいち立たないといけないしベルト着用サイン中は立ち上がれすらしないし、テーブルは都度畳みたくなるので小物を置けない。けど、足元が広いのでくつろげるし、隣の人が席を立つ際に起こされないというクソデカメリットもあるので、この辺はまあ完全に好みだろう。私の好みを書けば、絶対邪魔されずに寝たい時とか、値段同じならまあ指定してもいいけど、別に最前にこだわらんでもええんじゃないかな。適当な小物を入れたカバンを足元に置いておけないのと机が地味に不自由なのがあんまり好みではない。
離陸してほどなくすると、軽食が配布される。
アメリカンドッグを揚げたようなパッサパサしたやつで、生地とソーセージの食感が一緒。まずくはないけど確実にうまくはない、微妙な味…
そもそも、4fingersやナシレマッを食っているのでそんなに腹が減っていないのだ。けど機内でもらえるものはもらう根性なので頑張って食べた。
さすがにお腹の限界近かったので、日本から持参したキャベジンを服用して、足元の広さを最大限活かして就寝…
起きたらインドを超えていた。
寝心地については、夜行バスで寝れる人は普通に寝れるだろう。私は夜行バスで寝れる人なので毛布や枕がある分むしろ夜行バスよりも快適に過ごせた。
飛行機が西に進むスピードを上回るスピードで朝と夜の境目も西に進んでいる。通路の席だったので夜明けが撮れなかったが、雲の向こうから太陽が登る様は大変いい景色だった。
カタール標準時で朝4時頃だったと思う。マレーシア標準時で夜中3時前に離陸してからちゃんと6時間くらいは飛行しているからそこそこ睡眠を取ったのにまだ早朝4時っていうのが、初めての時差の感覚で不思議な感じ。
あ、飛行機に乗る時、到着空港に時差がある時は飛行機に乗ってすぐ腕時計の時刻を到着する都市の時刻にしておくのがオススメです。機内での行動から現地時間に慣れておこう。
朝食が配布される。スパイシーチキンとタイ米。今回旅行でタイ米は2回目だが、パラパラした感じと東南アジアを感じる味付けがうまいのでタイ米ガチファンになった。
飯を食い終わったら着陸態勢に入る。
おお、これがカタールですか…
テレビの中でしか見たことない、そこに行くなど想像したこともなかった中東地域に来てしまうとは…
言葉で形容しがたい(語彙力がないので)感動があった。
この前の韓国旅行の記事もそうだが、乗継が多いと本題に入る前に書くことが多くて一向に本題に入れない。次回に続きます。(本題だけ書く方向性のブログでもいいだろ…)
次
○記事内で紹介した飲食店
◯この記事の移動情報
1.
KLIAエクスプレス
[KLIAEkspres|KLIA2]
KL Sentral→KLIA
2.
9M-MTK[MH164/QR4992|DOH]
【マレーシア航空運航】
KUL→DOH
◯とらふぃガバガバ英会話
この記事で紹介した出来事で、こんな会話したとか、こんな会話すればよかったみたいな事柄の備忘録。後からこう言えばよかったかな~とか思ったやつとか、これ言えなかったから失敗したと思ったやつとか。
当然ながら正しい英語ではないと思うが、現地で言ったこと思ったことを書き留めておく。
1.
※案内所のネーチャンにコンビニの場所を聞いた時
すみません、道を教えてもらえますか?なにか飲み物が買える店を探しています。
Excuse me,Could you tell me the way?
I'm looking a store sold something drink.
↑Could you tell me how to get to ~?で目的地への行き方を聞く言い回しが一番に思いついたけども、普通突然話しかけられた人から急に本題降られるの会話として違和感あるなと謎の意識が出てしまって、いったん道を教えてもらえますか?で文章を切っている