・この記事では、23年3月の韓国旅行の記録のうち、4日目午後の話をまとめました
・主な内容:メモ帳を持っていると便利、鉄道施設は基本撮影禁止!、歩き慣れている人の歩いて行けるは信用できない、カジノで脳汁ドバドバ
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タクシーのおかげで無事電車の時間までにチョンジュ(全州)駅に戻った一行はホームへ向かう。基本的に改札はないので直でホームに行けばよい。
KORAILは標準軌なので、貨物列車も結構なスピードで走ってくる。
KTX510列車ヨンサン(龍山)駅行きが入線。
初代KTXは連接台車になっている。
また座席が逆向きになっている。
車内LCDでは啓発っぽい内容でKORAILの謎アニメが流れている。
このアニメ、駅に到着する自動放送がかかるタイミングで音声は止まって放送が流れるのだが、なぜか映像はそのまま続いている上に文字が乗るという謎仕様。
イクサン(益山)駅には機関車がたくさんいる。
韓国でよくある高層マンション群が遠くに見える光景。
ヨンサン駅に到着。耐久ムグンファ号もいます。
ヨンサン駅のコンコースに、ドーナツのようないい匂いを漂わせているスタンドがある。我慢できなくなって購入チャレンジ。
サーターアンダギーのようなボール状の胡桃入りドーナツが10個で6000ウォンだと記載されている。まあまあ安いが10個もいらんな…と思い、これは1個で600ウォンってこと?と店員さんに聞きたかったのだが、まったく言葉が通じないし、Google翻訳の音声翻訳はトンチンカンな結果を出してきて終わっとる。
そこで、メモ帳とペンを取り出して筆談で、1個600ウォン?とハングルで書いたら、ようやく話が通じた。
ノーということだったので普通に10個買った。なんだったんやこのやりとり。
メモ帳を持っていると、筆談ができるし、韓国ではそうでもないかもしれないが治安に不安な国で道を聞きたいときなど、スマホではなく紙に書いて渡したほうが安心できるということらしいので、メモ帳あると便利。
魔女の宅急便のグーチョキパン店でありそうな紙袋にドーナツ直入れ状態で商品を受け取る。
駅舎は渋谷109のアス比をおかしくしたような形している。
みなとみらい感ある駅前。
例によって、基幹2みたいな道路の中央にバスレーン。
こういうの日本と似てて好き。
下をのぞくとこんな感じで、ここはKTXイウムも通るらしいね
漢江大橋というらしい。
車の量がすごい。
漢江大橋の下。男の子ってこういうのが好きなんでしょ〜?
川。ちょい空気がカスってる。
背景とも相まって韓国の都会な部分を感じる構図になっている。
河原は公園として整備されている。
ここの歩道橋に上がると電車が見えると聞いたので…
撮影地の話
ロケーションはこんな感じ。すぐそこがヨンサン駅であることも加味すると、大阪駅すぐの淀川みたいだな。
以下、ビデオカメラで撮った動画のキャプチャをつらつら載せます
KTXサンチョンかっこよくてすこ
デザインも列車名もかっこいいのに漢字にすると山川なのギャップがおもしろい
都市鉄道
西武の電車も来ます
DL牽引ムグンファ号
初代KTX
長い
半蔵門線の新車?
ボロそうな電車
山川きたああああああああ
電車
西武
山川
なんか変なやつ来た。軌道検測車らしい。同行の韓国有識オタクも存在すら知らんかったと言っていた。
電気機関車牽引の貨物列車が…
この後目が飛び出るくらいびっくりする積荷を目にすることになるのだが、ガチで撮っちゃまずそうな列車だったのでブログ掲載は自主規制させていただく。
そういえば、韓国に限らず、諸外国は鉄道施設撮っちゃダメなことが多いですので注意。韓国はよくネット上にいろいろ電車の写真上がってるけど…
EL牽引ムグンファ。長い
山川
撮り鉄はこのくらいにして、次の目的地へ移動する。
同行オタクが、歩いて行けるというので付いて行ったら普通に30分くらい歩かされて鬱。そういえば、今回の同行オタク越美線の未成区間約30kmとかウォーキングしてた人たちじゃん…
大須の電気街みたいなところに来た
なにやら高い建物が見えてきた
左折レーンにすごい角度のUターン矢印も書いてある
ナナちゃん人形の着座版みたいなのもいます。
ここは、カジノがあるホテル。
カジノは写真撮影が禁止のため、経過を文章でまとめる。
以下は読み物みたいな状態になっているので、忙しい方は流し読みしてどうぞ。
まず、パスポートなどを提示して会員登録する。初回クーポンで50000ウォン分相当のチップ代わりのチケットと20000ウォン分のスロットに使えるチケットがもらえた。
とりあえずスロットをやる。文字通り秒で消える。25スロみたいなもん。
テーブルゲームはルーレットやバカラなどがあった。まず何をしたらいいのかわからないのでスタッフさんに聞く。外国人専用のカジノであるから、スタッフさんは日本語も中国語もなんかいろいろな言語をしゃべれるので、日本語で話しかければおkだ。カジノ初心者なのでルーレットをやることにする。一番簡単な賭け方は、赤か黒かの1/2の確率に賭けることだ。今回のテーブルはなぜか異常に赤が出ている。チケットを赤に置く。
回るルーレットの上を白い球がコロコロ…緊張する。
コロンと止まったマスは…
赤だった。1/2の確率では、当たれば2倍、外せば没収となる。チケットは100000ウォン相当のチップになった。
チップは1枚5000ウォン相当のようだ。その後も4枚ずつくらいちょくちょく賭けて行って当てたり外したりしていたが、負けてチップがなくなってしまった。
その頃、同行オタクの1名は800000ウォンほどの大金を持ってバカラをプレイしていた。情熱がすごい…
私もなんか物足りないので、チップを購入しに行く。チップはいろいろな国の通貨で支払いができる。両替のレートがいいのかどうかは知らん。けど、払戻金もいろいろな通貨で払われるため、そんなに悪くないのかもしれない。
なんと、クレジットカードでもチップが買える。クレジット払いにしたら、機械に金額と緑と赤のボタンが表示された。あ!これトンヘのコンビニで見たことある*1!学習した私は文字の上からサインを記入してちゃんと支払いができた。
クレジットカードも、この場でウォンで払うか円で払うか選択できた。円払いだとウォンをここのレートで換算した金額が円で請求されるようになっていた。後でまたチップを買うことになるのだが、その際はウォン払いにしてみた。ウォン払いだといったんウォンで請求され、カード会社のレートで換算した金額が最終的な円の請求額となる。普通にカード会社のレートのほうがよかった。
さて、100000ウォンのチップを手元にルーレットに戻る。
また勝ったり負けたりという感じであるものの、比較的順調に勝っており、120000ウォン相当くらいのチップが手元にある状態になった。今やめたら両替手数料含めてプラマイ0くらいだし、そろそろやめてもいいかもな~と思いつつ、調子いいからやっぱり50000ウォンくらい勝ってからやめるかと判断した。
それ以降負け続け、結局チップがなくなってしまった。なんでこんな急に連続で負けるのか意味が分からない。本当にゴミゲーである。
気分転換に飯を食うことにした。なにかしら10分以上プレイしたら食事が無料になる。なるべく高そうなものを…と思ってうなぎ丼にした。そんなめちゃくちゃうまいってほどではないけど普通のうなぎ丼だった。
日本円にして1万円相当負けっぱなしで帰るわけにはいかないので、もう100000ウォン相当のチップを購入して、ルーレットに挑む。
挑みたかったのだが、席が全く空かない。不毛な時間だけ過ぎる。そうこうしているうちにそろそろ撤収しないといけない時間になった。スタッフさんに聞いてみると、お金から交換したばかりのチップは席についていなくてもプレイヤーの判別が可能なため、そのまま賭けていいとのことだった。
相変わらず赤がよく出るこの台。けども、先ほどから見ていると2~5回に一度は黒が出る周期がある様子。時間もない。前3回は赤が出ている。日本人の大学生集団っぽい他のプレイヤーがここで決めるわと仲間に言いながら50000ウォンチケットを黒に置いた。俺も黒だと思う。今だ。黒に100000ウォン!!!台にチップを叩きつける。
大学生がうおっ、十万!?と声を出す。頼む、当たってくれ~~~~~
スタッフさんがルーレットの再度勢いをつけて、球を弾く。今日何度も見たこの光景も今回だけは緊張感が違う。ここでチップの受付終了の合図。もう引き返せない。赤と黒の鮮やかな盤面が回転しながら、白い球はカラカラと乾いた音を立てて踊る。
プレイヤー全員が身を乗り出して盤面に視線を注ぐ。乾いた音が止んだ。テーブル回りが盤面が回る音だけになった頃、球は…
黒!!!!!!!!
きたあああああああああああああああああ!!!!!!!!!
やってやったぜ!という高揚感と、2万円負けにならずに1万円取り返したぞという安堵感の、どちらもクソデカ感情がグワーッときてヨシッと息が漏れる程度の声と小さいガッツポーズ、そのままクソデカため息が続いてしまった。
無事、200000ウォン相当のチップを手にした私、宿の時間もあるので早く換金して帰ろう。ところでこれ日本円に換金できないのかね?と換金所で聞いてみると、ウォンしか無理ですなと言われる。ウォンでもらうとどこかしらで円に両替する時に手数料取られるやんけ…どうしようかな…とどうしたらいいかもわからずにしていると、クレジットカードでチップを買った際の控えがあれば、購入のキャンセルができるとのこと。チップという商品をクレジットカードで購入したことになっているため、返品すれば購入をなかったことにできるようだ。キャンセルしてもらったら、換算レート分も含めて購入自体なかったことにされたので、手数料相当も含めて、このカジノでは1ウォンもお金を使っていないことになった。手数料かからないの相当いいな。
かくして、大変な絶望とスリルを味わって脳汁ドバドバになったカジノ体験の時間はおしまいとなった。
ヨンサン駅に戻り、宿へ向かう。この路線、北朝鮮との国境付近まで伸びているらしい。
ホンテイック(弘大入口)駅で降りる。たぶん弘前大学の最寄り駅。
駅の上の通りはちょっといい感じになっていた。大学の街というだけあって、学生向けの店も多い。ここは廃線跡を活用した公園だそうだ。
アニメイトが入っているビルもある。
交番とかっこよパトカー
宿に着いた。小腹もすいているので鶏を食う。これが名物ヤンニョムチキンか?
大根の漬物もある。
ところで、皆さんは覚えているだろうか。韓国に入国した初日に行ったビビンバ屋でいくつかお酒を紹介したことを…
カスと大統領選挙はこれまでの道中たくさんいただきました。
ここにきてなんと、進路!?お前、進路じゃないか!
焼酎と鶏で気持ちよくなって、フカフカベットでぐっすり寝れました。
いよいよ明日は帰国の日…
続きます。
next
○記事内で紹介した観光地
◯この記事の移動情報
1.
KORAIL KTX全羅線/湖南高速線/京釜高速線
013編成[KTX510|Yongsan]
Jeonju→Yongsan
2.
KORAIL Gyeongui・Jungang Line
[ Munsan ]
Yongsan→HongikUniv.