海外旅行の準備って何をすればいいの?
国内旅行と何が違う?
調べてみました!
↑この出だしのブログ書いてみたかった。
・この記事では、23年3月の韓国旅行の記録のうち、出発までに私が準備した内容をまとめました
・主な内容:今すぐパスポートを取りなさい、韓国入国条件、日本帰国条件、ahamoがおすすめ、クレジットカード(海外キャッシング設定済み)を準備しよう、貴重品は結着しよう
国内旅行は慣れてきたもので、私は、週末2~3日程度であれば前日まで予定も決めず荷造りもせず、当日の朝適当な持ち物だけサッと持って出かけることも増えてきている。
※この辺の国内旅行のまとめもそのうち記事にしておきたいと思う
しかし、今回は海外旅行。しかも人生で初めてであるから、まず何を準備すればよいのかもまったくわからない。
そこで、インターネット検索の出番だ。
このご時世、インターネットで検索すればいろいろな情報が出てくる。
旅行の準備も検索すれば私よりもうんと旅慣れた人たちが、このブログよりももっとわかりやすく情報発信してくれているのだ。
わからないことがあったらそのわからないフレーズをすごくあいまいでも、例えば「旅行 準備」とかでも検索窓に入れればそれっぽい情報が出てくる。
すると、「あ、こんな準備もしないといけないのか」「あれ?これがこうということは、あれはどうなんだろう?」と自分の中でさらに詳細な疑問がわいてくる。その疑問を改めて検索する。こうしてだんだんと必要な情報をそろえていけば自然と何を準備すればいいかわかるようになるだろう。
前提として、インターネットにたくさんの参考になるサイトがあるので、
わからないことはインターネットで検索する!
もうこれに尽きます。冒頭に記載したとおり、わからないことは調べればわかる。
でも、検索しても出てこない、いまいちよくわからない、この情報は最新なの…?
それは有識者に聞く。
このブログでは、私が有識者に聞いたこと、聞きたかったことを中心に記載するので、参考にしてもらいたい。
一般的な内容は私が参考にしたサイトURLを貼っておくので、リンクまとめ記事として活用いただきたい。
①パスポート申請について
私は3年前に取得していたので今回準備していない。(これまで1回も使っていなかった。)
同行オタクが今回初めて申請するとのことだったが、出発3週間前くらいに準備しようとしていた。
これはおすすめしない。
まずパスポートは申請から発給まで1週間以上はかかる。
それよりも、申請に戸籍謄本(抄本)が必要となる。
自分の本籍地、知っているだろうか。
本籍地、遠方ではないだろうか。
海外旅行が決まったら、いや、計画をしているならまず戸籍謄本を取る算段を立てること。というか、海外に少しでも行きたいと思っているなら今時点でいつどこに行くとか決めていなくてもパスポート取れ!いますぐ取りに行け!!!
本籍地が遠方である場合、マイナンバーカードがあれば最寄りのコンビニで戸籍謄本を請求することができる。
今回同行オタクはこの制度を活用してギリギリながらも戸籍謄本をGETしてパスポート申請・発給を間に合わせることができた。
②韓国の入国条件(23年3月現在)
・ビザ不要(90日以内)
・K-ETA(電子渡航認証)の登録が必要(ビザ取得しない場合)
・Q-CORD(検疫情報入力システム)の登録をすると検疫がスキップできて楽らしい
(釜山港はQ-CORD非対応のため、私は登録しなかった)
・その他コロナ関係の隔離など特に必要なし
○K-ETAについて
K-ETAは入国72時間前までに申請しておこう。審査の時間がかかる場合がある。
K-ETAの詳細や申請方はこちらのサイトを参考にした。
K-ETA、公式アプリでも申請ができるらしいが、アプリのレビューが酷すぎてダウンロードを躊躇したため、私はウェブサイトから申請した。
ただし、申請には自分の顔写真(スマホでの自撮りも可)が必要で、ウェブサイトから申請する場合、ファイルサイズの指定がやたら細かくて調整が大変だった。
2023年3月10日からは日本語対応しているらしいので、画面の表示に従って必要事項入力すれば申請が完了すると思う。(私が申請した時は英語と韓国語のみだった)
途中、姓と名前を書く欄があるが、名前の欄に間違えてフルネームを記載すると、ダンスロボットダンス構文の名前(山田一郎さんなら、山田一郎山田)で登録されてしまうので注意しよう。
同行オタクがこれをやって再申請するハメになった。当然手数料も再度払うことになる。
…とこの記事をダラダラと執筆していたら23年4月からK-ETAが不要になるらしい。
最新情報は常に確認しよう!!!
③日本への帰国条件(23年3月現在)
・visit Japanに検疫情報を登録済みであること
・その他特になし
visit Japanに検疫情報を登録済みであることを条件に記載したが、これは別に直接の条件ではない。直接の条件は、ワクチン3回目接種をしているか、帰国72時間前にPCR検査にて陰性であることである。
ただ、ワクチン接種証明か陰性証明をvisit Japanに登録して認証された画面を提示するなどしないと、日本行きの航空機や船舶への搭乗が拒否されるため、実質条件となっている。
この条件がある限り、海外に行く前にワクチンを3回接種しておくことをおすすめする。
・visit Japanはこちら。検疫・入国審査・税関検査がすべてオンラインで済むシステム。使い方も書いてある。
https://www.vjw.digital.go.jp/main/#/vjwplo001
④海外で利用する携帯電話電波の確保
海外でも地図や調べ物をはじめ、スマートフォンを利用することが非常に多いため、電波の確保が必須だ。通常、現地SIMや海外対応ポケットWi-Fiなどを利用することを紹介しているインターネットサイトが多い。
私は、携帯キャリアをahamoにすることにした。
ahamoはdocomoの料金プランの1つという扱いになっており、日本国内ではdocomoと同様に利用できる。20GB2970円という料金プランで非常にシンプルでわかりやすいし、安い。そしてなんといっても魅力は、この値段・データ容量のまま、海外でも特に設定をしないで国際ローミングが利用できる点だ。海外旅行のために追加料金を払って海外対応のWi-Fiを手配しなくてよい。私はそれまでソフトバンクを使っていたため、追加で電波代を払うどころか、月々の携帯料金がお得になってしまった。
安いってことは電波が弱かったり不便だったりしないの?という疑問もあるが、国内でも、今回の韓国4日間でも、使用感に不満はない。しいていえば、名古屋駅で特定の時間帯に特定の番線に停車中の電車内でだけ異常に通信状況が悪くなる程度だ。(なぜ?)
ahamo、大変おすすめである。
公式サイトからも申し込めるが、家電量販店などで乗換キャンペーンをやっている場合はそちらを利用したほうがお得な場合もある。
⑤旅行の持ち物(便利グッズ紹介)
いろいろな旅行ブログなどに、海外旅行の持ち物やこれだけは持っていくべき!これは絶対いらない!などなど、いろいろなことが書いてあるが、これ、参考にしつつもすべてを信用してはいけない。なぜなら、そのブログやサイトの筆者がそう思うだけであって、万人がその通りだとは限らないからだ。例えば、現地で洗濯をすればいいから着替えはいらない!などと書いてあるサイトがある。私も移動が多い旅行なら賛成できるが、現地空港着いてから宿に直行して荷物を置いて、現地では連泊、最終日は宿から空港に直行するみたいな行程なら別に大荷物になっても構わないと考えている。人それぞれ旅行のスタイルは異なるし、同じ人でも旅行の目的によってスタイルが変わることもあるはずだ。
というわけで、以下に今回の韓国旅行に持って行ったものと主観のコメントを羅列するが、絶対この持ち物で行け!という話ではない。
・パスポート
1点目から上記の前提と矛盾することを書くが、これはどんな人のどんな目的の旅行でも必ずいる。必須。必要。なくすな!
・クレジットカード(海外キャッシング設定済み)
前項に同じ。必須。ないなら作ろう。
事情があってクレジットカードを作れないなどの人は現金を持っていくことになるが、そういった事情がなく、海外に少しでも行きたいと思っているなら今時点でいつどこに行くとか決めていなくても作れ!いますぐ作れ!!!
そして、海外キャッシング設定を忘れずに。
海外キャッシング設定をしておけば、現地のATMで現地通貨で引き出せる。ATM手数料や利息を余分に払わないといけないが、現金を両替する場合の両替手数料よりも割安なことが多いようだ。むしろ海外ではあまり現金を持ち歩かないほうがよいとされているため、紛失や盗難のリスクを考えると、仮に現金両替+両替手数料のほうが多少割高であったとしても海外キャッシングで済ませたいくらいだ。
ここで注意点。クレジットカードの申込、キャッシング設定の申込、共に与信審査がある。クレジットカードの申込やキャッシング設定の申込を短期間に連続して行うと審査が通らないどころか、最悪の場合与信にキズが入る。
私はメインのクレジットカードがVISAで、海外キャッシングができるように設定した数日後に、MasterCardも使えるようにしておきたいな…と思い、サブのカードでも海外キャッシングを申し込んだら、サイレント垢バンされて強制的にカードを退会させられた。おそらく、今後半年くらいは与信審査が必要な契約行為ができなくなったと覚悟している。
クレジットカードの申込、キャッシング設定の申込をする場合は、少なくとも1か月程度は期間を開けるようにしたほうがいい。
持ち物の話に戻ると、私はメインのクレカ(VISA、キャッシング設定済み)とサブのクレカ(垢バンされてないほう、VISA、キャッシング設定していない)の2枚を持参した。
・現金(日本円)
上記理由から、今回韓国の現地通貨「ウォン」は持って行っていないし、「ウォン」に両替するための日本円も持って行っていない。
というか、正直、パスポートとクレカだけあれば、現金は作れるし、その他の持ち物も金さえ出せばだいたい手に入ると思う。
ではなんの現金を持って行ったかというと、下関から乗船する関釜フェリーの船内で利用するお金、国際観光旅客税および下関港の施設利用料、名古屋空港の駐車場代、合わせて1万円の日本円を持参した。
・携帯電話(iPhone)
ahamoに乗り換えて海外ローミングもバッチリな携帯電話。
スマホケースは、最近流行りの首掛け対応のケースに、百均で購入したチェーンを取り付ける改造して、衣服に結着できるようにした。
・昔使っていたiPhone
これは予備。万が一、携帯を紛失した時にiPhoneを探す機能がすぐに使えるように持って行った。完全にお守りレベル。
・モバイルバッテリー
2つ持って行った。リチウムイオンバッテリーは航空機の持ち込み制限があるので、事前に容量などを確認しておこう。
・車のカギ
自宅⇔名古屋空港間の移動に車を使ったので。現地では用無し。
・家のカギ
家のカギをかわない人ならいらないと思う。現地では用無し。
・腰に巻けるポーチ
これを買いました。
シャツの下に巻いても目立たない。
パスポートと日本円財布を入れていました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B006O4YRLE/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1
・リュック
LCC国際線の機内持ち込みサイズギリギリのリュックを準備。ちょっと大きめ。ドンキで3000円くらいで売っていた。
ただサイズギリギリのため、ちょっとでも荷物を入れすぎると搭乗できないんじゃないかと不安だったが、今回は一応搭乗できた。もう少し余裕あるサイズにしたほうが安心できるような気がする。
・普段の肩掛けポーチ
財布とかこまごまとしたもの入れる。
・少し大きめの肩掛けカバン
上記ポーチと、A4で印刷した電子チケットなどを入れる。
なので、カバンはリュックとこのカバンの2個体制にした。
このカバンが中で色々分別できる構造ならポーチはいらないと思う。
・A4バインダーとA4が入る袋みたいなやつ
紙、折れたり濡れたりすると悲しいので。
というか、普通にグシャらないようにしたほうがカバンの中整理しやすい。
・各種紙
パスポートのコピー、K-ETAの許可証、KORAILパス、ワクチン接種証明、航空券の旅程表、宿の予約完了メールを印刷して持って行った。
K-ETA許可証は入国審査の際、KORAILパスは窓口で指定席を取る際に紙があると便利だった。
とある海外旅行有識者は、紙は荷物になるから現地のコンビニかなんかで印刷して現地で捨ててくると言っていたが、現地での印刷に不安があったため私は印刷して持参した。
・財布
リスク分散と通貨の混合を避ける目的で、クレジットカード入れる用のカードケースと、現地通貨用のコインケースと、日本円用の財布の3つを準備した。日本円財布以外は衣服に結着できる仕様。
結着について、スマホケースのところでも出てきたのでここで補足しよう。
小物類の衣服への結着は紛失防止に非常に有効であるし、ひったくりやスリに対してもある程度は有効だ。スマホなんかは落下による画面割れ防止みたいな副次的効果もある。テーブルの上とかどっかに置き忘れることはほぼなくなるので、財布や携帯など頻繁に出し入れするものはぜひ結着しておきたい。セリアでよさげな結着用品が手に入った。
着替え
国内移動も含めて5日。以下、初日家から着る服も含めてカウント。期間中の天気予報では最高気温16℃、最低気温2℃だった。
肌着長袖シャツ3枚
靴下4足
使い捨て紙パンツ5個
長袖Tシャツ2枚
ズボン1着
厚手のパーカー1着
ジャンパー1着
タオル何枚か
結果、少し寒かったので、ジャンパーをコートにしてもよかったと思う。
肌着のTシャツと靴下は家を出てから2日目の宿で適当に洗濯をすれば5日間毎日替えることができる計算だ。今回はシャワーを浴びるついでに一緒にシャワーを浴びてもらう程度の簡単洗濯で乗り切った。
特筆は使い捨てパンツ。これは同行オタクにも紹介したところ結構好評だった。普通のパンツ5枚の体積の体感半分程度のコンパクトさなのに、1日ごとに荷物が減っていくというミラクル現象。履き心地はよくもないけど悪くもない感じ。ダイソーで5個入り100円で購入できる。
女性用もあるらしい。
https://jp.daisonet.com/products/4549131744552?variant=39684636246189
圧縮袋
100均の、掃除機を使わない簡単な圧縮袋に着替えを入れると少し荷物の体積が減る。
コンパクトなハンガー
洗濯する前提だと宿のハンガーが足りなくなると想定して購入。洗濯ばさみもついていていろいろなものを干せるやつを買った。
常備薬など
うまいものを食べすぎたりうまい酒を飲みすぎたりしたとき用のキャベジン、腹壊してトイレと友達になったけど電車の時間などで移動を開始しないといけないとき用の下痢止め、適当な風邪薬を持っていこうとした。風邪薬は持っていくのを忘れた。
液体物
フェリーは制限ないが、帰りの国際線は国際線ルールにより液体物の機内持ち込み制限が厳しい。受託手荷物にすればいいのだが、今回は機内持ち込み手荷物だけで済む荷物量としたかったためルールに沿うように準備した。
今回持って行った液体はこれ。
目薬
ホテルによくある歯磨き粉付き使い捨て歯ブラシ
これらは1つ1つが100ml以下の容量の容器に入っていて、すべてを容量1L以下の密封できる袋(大きさでいうと縦+横の辺の長さの合計が40cm程度の袋)に収納する必要がある。
大きさ目安微妙に超えてるけど大丈夫かしらん…と思いながら仁川の保安検査を受けたが、多少なら大丈夫そうだ。(必ずしも大丈夫かどうかは保証しない)
↓こんな感じ
マスク(23年3月現在)
病院などの一部を除いてコロナ関係でマスク着用義務はない。ただ、我々が韓国に行って数日の間はまだ電車などの公共交通機関に乗車する際はマスク義務があったので持参した。韓国滞在後半に、今日からマスク不要!の日が始まったので、今は基本的にマスクは不要となっている。
この季節は黄砂やPM2.5なんかが飛んでいるため、コロナじゃなくてもマスクは持って行ったほうがいいと思う。
ポケットティッシュ・ウエットシート
韓国はあまりそんなことなかったが、国によっては飲食店でおしぼりや紙が置いていないことがあるらしい。なんなら、トイレに紙がないこともあるらしい。そのため、これは必須です。これまで街を歩いていてポケットティッシュを配っていたら必ずもらうようにしていた私だが、海外で想像以上に使うかもしれないので、今後はもっと積極的にポケットティッシュをもらいに行こうと思う。
コンセント変換器と海外対応テーブルタップ(USB付き)
韓国はSEタイプというコンセント形状で220Vという情報を入手したため、まず変換器を探した。どうやら、CタイプとSEタイプは同じ形状で、Cタイプのほうがわずかにピンの太さが細いようだ。なのでCタイプはSEタイプのコンセント穴に挿せるという話を信じてCタイプを予備を含めて2個購入した。そんなに高くない。結果、現地のコンセントに少しゆるいかな?という程度の感覚で普通に使用できた。
海外は電圧が異なるため、携帯やカメラのバッテリーなんかの充電器など、行く国の電圧に対応しているか確認する必要がある。最近は充電器などは全世界対応のものが多く、電圧が対応していれば海外でもそのまま使える。
今回、特に行きは船であったし、コンセントの数が少ない状況を考慮してテーブルタップを買った。USB口付きにしておけば、充電器を持って行かないで済む。これは日本でも使える商品なので、海外に行かない時も活用できる。
現地でお世話になる方へのおみやげ。輸出入の規制をいまいち把握していないので無難なお菓子を博多駅で購入した。行きの荷物におみやげを入れておくと、帰りは強制的に現地のおみやげのスペースが準備できるのでちょうどいいかもしれない。
韓国語入門のハンドブックみたいな本
船などの移動のスキマ時間なんかにちょくちょく目を通していたが、ほぼ使っていない。少なくとも、現地人と会話する時に本を読みながらとかいうのは無理なので、暇つぶしの読み物以外の用途は皆無だ。けど逆に言えば読み物としてはちょうどいいので、何か本を1冊持っていくならこういう現地語勉強本がいいと思う。
ざっと思い出せるものでこのくらいだ。これでチェジュ航空の機内持ち込みのみで対応できた。やはり持ち物が少ない旅行は楽でいい。
以上で旅行前準備まとめとしたい。
持ち物の内容を別記事にしようかとも思ったが、シリーズ執筆してから全然旅行にでかけない状態になってしまうので、準備編は今回で終わりにするべく、すべて詰め込んだため、かなり長文となってしまった。
まとめ!
・今すぐパスポートを取れ!
・出入国条件は最新情報を取得しよう!
・携帯はahamoがおすすめ!
・クレジットカード(海外キャッシング設定済み)を準備しよう!
・貴重品は結着しよう!
次回はいい加減家から出発した日のことを書きます。
よろしくお願いします。👋