・この記事では、23年ゴールデンウイークの旅行の記録のうち、3日目午後の内容をまとめました
・主な内容:ザルツブルク観光(ホーエンザルツブルク城、ジークムントシュトール、メンヒスベルクの丘、ザルツブルク博物館)、ザッハートルテ発祥のお店でザッハートルテを食べる、トロリーバスに乗る
前回の続き
ホーエンザルツブルク城の城壁の下にたどり着いたところまでが前回の記事だった。
入り口が少しわかりづらいのだが、ケーブルカーを下りてすぐのところでザルツブルク市街を一望した後、階段を登ると城壁の中に入れる。城壁の中に入ったら右手方向、坂を多少下りる形になるほうへ少し行くと目立たない入り口がある。
ここから建物の中に入ると、チケット売り場と改札があり、ザルツブルク城やここザルツブルクの歴史を紹介する資料室と展望台に入れるようになっている。
例によってザルツブルクカードがあれば、チケット購入待機列に並ぶ必要がなく、改札機にダイレクトエントリーできて便利だ。
資料室の解説看板は多言語で書かれており、中国語はあったけども日本語はなかった…
読めないので雰囲気だけ感じつつ流し見をして展望台へ上る。
ここからはザルツブルク市街の反対側もよく見える。
市街から城を挟んで反対側というのはかの有名なアルプス山脈で、まだ雪も残っている様子。
のどかな景色が広がる。
ザルツブルク市街も先ほどよりよく見える。
あれ見えているのはザルツブルク空港だと思われる。
写真だとわかりづらいけど、歴史ある建物特有の波打った窓ガラス。昔は今ほどガラスを凹凸なく仕上げる技術がなかったので、建造当時から現存している窓ガラスであることがわかる。
出口から出ると中庭のようなところに出てすごく雰囲気がいい。
定期的に聞こえてくる鐘の音がとてもいい。ht
どこにいても鐘の音が聞こえてきてとてもいい#とら旅2023 pic.twitter.com/3hjZZgWcNC
— trafy (@serialNo_20001) 2023年5月1日
の宅
mma便でジジのぬいぐるみを落として墜落した時に攻撃してくる鳥の鳴き声がする!witter.cohttps://twitter.com/serialNo_20001/status/1652962718247432192?s=20https://twitter.com/serialNo_20001/status/1652962718247432192?s=20m/serialNo_20001/status/1652962718247432192?s=20魔女の宅急便で空飛んでたら風に吹き飛ばされてウルスラの森に墜落した時に攻撃してくる鳥と同じような鳴き声が聞こえてきた。
日本ではあまり聞かない鳴き声だが、なんて鳥なんだろう。
城はこのくらいにして街に下りようとした。事前のリサーチによると、行きの登り坂を歩くのは非常にキツイのでケーブルカー、帰りは下り坂なので歩いて帰るとよいみたいなのを見たので実践する。
これだけ崖の上に城があったら資材の搬入も大変だろう。昔使われていたと思われるトロッコがあった。
下り坂とはいえ坂がめちゃくちゃ急。これ登るのは大変だと思うが、結構登ってくる人がいる。ほぼ登山だよ…
少し下りただけでもこのそびえたつような城壁。攻め入ろうとしても難しそうだ。
帰りは下り坂なので歩いて帰るとよいと言ったのは誰?
結論:体力に自信がある人でないなら歩いて下りるのはやめたほうがいい
まず膝。膝が割れます。すっごい急な下り坂を結構な距離歩かされるので足腰への負担が尋常じゃない。おとなしくケーブルカーで下りるべし。これ下手したら登りのほうが楽かもしれん。
ようやく下り坂が終わって市街地を歩くことができた。馬車が通っている。
音がいいね
石畳と馬車、いいな#とら旅2023 pic.twitter.com/u5oZTZp6r5
— trafy (@serialNo_20001) 2023年5月1日
ちょっとした広場がある。
ザルツブルク城を振り返る。
ここまでは車両侵入制限がかかっており、制限エリアに入ることができる車両はこの車止めを自動で下げて入場できるようになっていた。
この写真の下半分に写っている建築物が、いわゆる馬洗場という観光スポットなのだそうだが、その事前情報を得ていなかったのと、背後のい崖に目を取られていてまともに見ていなかった。
え、この崖とトンネルすごくないか?しかもトロリ線も張ってある。
トロリ線はよく見ると街の建物に容赦なく刺さっている形で張ってあるようだ。
パステルカラーでおしゃれな建物の背後にすごい崖があるミスマッチな光景。
この狭い道にトロリーバス走ってくるのか…
バス停で止まったら車線を完全にふさぐ形になっていた。
現代アート美術館に到着。
この現代アート美術館自体には用はないのだが、美術館のエレベーターを利用すれば崖の上まで簡単に登れて景色がいいと聞いたので来た。エレベーターのみの利用と美術館の入場料付のものとあるらしいが、ザルツブルクカードがあればどちらも利用できるので大した問題ではない。
ちなみにこの日はメーデーで祝日だったからなのか、美術館は閉まっていたので、どっちにしても中は観れなかった。
時刻は12時少し前。ザルツブルク城のほうを向くと逆光だった。この街は全体的に午後順光っぽいので、半日観光を組むなら午後到着のほうが順光写真が撮れるかもしれない。
ちょど12時になったので街中に響く鐘の音を丘の上から聞くことができた。
12時の鐘、ずっと鳴ってていいな#とら旅2023 pic.twitter.com/PKU8uPCszo
— trafy (@serialNo_20001) 2023年5月1日
この崖の上はメンヒスベルクの丘と呼ばれており、ここらあたりも映画サウンドオブミュージックのロケ地になっているとか聞いたけども聖地巡礼の場所がわからなかったので写真はない。
丘からまたエレベーターで下りる。
美術館が開いていれば、下りがてら美術鑑賞ができそうだ。
自然の家という興味深そうな施設があり、ここもザルツブルクカードで入館できそうだったが、ザルツブルクでの残りの滞在時間を考慮してパスした。またゆっくり来る機会を作りたいくらいだ。
ザルツブルクの真ん中を流れる川はザルツァハ川というらしい。春らしいのどかな河原の風景だ。
この川で40分ほどのクルーズができるらしい。川からザルツブルクの街並みや山々を見るのも一興だ。ザルツブルクカードで搭乗できるだったか割引があるだったか忘れたけど、ザルツブルクカードが利用できる。これも時間の都合で乗れなかったが、できれば乗りたかった。
朝渡った橋に戻ってきた。
ホテルザッハーザルツブルクである。
ホテルザッハーと言えば、ピンとくる方もいるかもしれない。ザッハートルテ発祥のお店、カフェザッハーがある。カフェの入り口はホテルの入り口を通り過ぎて少し目立たない場所にある。
ザッハートルテ発祥のお店カフェザッハーはウィーンにも店舗があり、ウィーンの店舗は連日観光客で大行列だが、ザルツブルク店は地元客中心で並ばずに入店できる。
オーストリア旅行でカフェザッハーに行くことを考えている人はザルツブルクに来ることをおすすめします。下手したらウィーン店での待ち時間でザルツブルクに来れるんじゃないか?(さすがにそんなことはないか)
ホテルのカフェだけあっておしゃれな雰囲気だ。
メニューもおしゃれ。
飯も注文しようかと思っていたが、メニューがいまいち読めず、そんなにおなかが空いていないしなと思うことにして簡単に注文できるザッハートルテセットを注文することにした。
ドリンクは何にしますか?と言われ、何があるねん…となったのでおススメは?と聞いたら、おすすめポイントまで解説付きでいくつかのコーヒーを列挙してくれたんだが、私は英語ができないので全然聞き取れないし困ってしまった。ので、I see I see と言ってカプチーノにした。
お待ちかね、ザッハートルテとご対面!!!
め~~~~~~っちゃくちゃ甘い。これヤバイ。生クリームがむしろ甘くなく感じるので生クリームで甘さを中和させながらケーキを食うことになった。
コーヒーは無糖にしないと、甘さでギブアップしてしまう。ものすごくチョコレートを感じるザッハートルテだった。よく考えたら、日本ではそんなにザッハートルテを食ったことがなかったかもしれん。
事前情報で、オーストリアのカフェでは海外では珍しく水が提供されると聞いていて、あ、ここでも出るんだなと思ったら当然のように炭酸水が出てきた。ヨーロッパで水と言ったら炭酸水がデフォルトなようだ。
会計の際伝票を渡され、18.5ユーロと記載されていたので、カードで払うことを伝えるとともに20ユーロでいいよと併せて伝える。カードが使える店ではチップもカードで払うことができることがある。
血糖値が爆上がりして眠気に襲われつつ店を後にした。
なんだかんだ建物が高いので工事のクレーンもそこそこな高さである。
電車の時間まで多少時間があるので、当てはないがもう一度モーツァルトプラッツに向かうことにした。橋には国旗がなびいている。
トロリーバスかっこいい。
救急車とかめちゃくちゃなスピードで走ってる
— trafy (@serialNo_20001) 2023年5月1日
サイレンは交差点通過時だけとかが多いっぽい#とら旅2023 pic.twitter.com/Uwlcqrszdc
このパトカーかっこいいな。
道中にウィンナーシュニツェルを推している店があった。え、これ10ユーロ切りって安いな、昼飯ここにすりゃよかったなどと思いながら通過。このブログには記録を残して、誰かの参考になればいいかな。自分が次回ザルツブルク行くならここ行くと思う。
再びモーツァルト像の前へ。朝と違って順光だ。
せっかくなのでザルツブルクカードが使える施設に入る。ザルツブルク博物館。
じっくり見るほどの時間がないので館内ざーっと見てきただけだけど、ザルツブルクやモーツァルトの歴史が、歴史的価値がありそうな楽器や絵などの展示とともに紹介されていた。
そういえば、モーツァルトの家でおみやげ用に買った絵葉書を投函したいから郵便局行きたいな。馬車の駐車場でたむろしている馬車の運転手?のネーチャンに郵便局の場所を聞く。
あっちにあるけど、今日は祝日だから開いてないよとのこと。
泣いた。
いい橋がある。見るからに構造が貧なので歩道橋になっていた。
橋からの眺め。
ザルツブルク城もだんだん順光になってきた。
河原の並木道、いいね。
そろそろ駅に向かいたいからトロリーバスに乗っておくかと思って大通りに来たらちょうど通過していった。
この道を奥に行けば、さっきのカフェザッハーやモーツァルトの家の方面で、ザルツブルク中央駅まで行ける。
バス停の時刻を見たらしばらくバスは来なさそうだった。あれだけ大量にバス走ってるのになんでやねん。
仕方がないのでもう少し駅のほうまで歩いて、モーツァルトの家の横にあるバス停まで来た。
Makartplatzというらしい。どうやらモーツァルトの家の前の空間がMakartplatz(マカルト広場)というらしい。ロータリーみたいになっていてあまり広場という感じはしなかったから気づかなかった。
バスが来たがトロリーバスじゃないので見送り。
トロリーバス来た!!
バスに乗ったら後ろから3台くらい別のトロリーバスも続行してきて、これ外から撮りたかっただろとなる。
走行音はほぼトラム。
放送はチャイムとバス停名だけ流れる。
Hauptbahnhofバス停で下りたら、次のバスがここまで詰めていてすごいなと思った。
トロリーバス、パンタグラフがうねうねするのを見るのが大変好きになった。
そしてこの詰めるテクニックである
— trafy (@serialNo_20001) 2023年5月1日
パンタグラフが車体の向きからズレてウネウネしてるのよすぎる pic.twitter.com/WMiU0HhwOl
ザルツブルク中央駅に戻ってきた。一度宿へ戻り預かってもらっていたリュックを回収し、これからウィーンへ向かう。
今日は曇り時々雨の予報だったものの、とてもいい天気で観光できて大満足だった。ザルツブルク、歴史と自然を感じるし、トロリーバスも走っているいい街で、好きな街になった。
続き
○記事内で紹介した飲食店
(↓今回寄れなかったけどお手頃価格ウィンナーシュニツェルが食えそうな店)
○記事内で紹介した観光地
◯この記事の移動情報
1.
ザルツブルクのバス(OBUS?)
412[ [6] ItzringWest ]
Makartplatz→ Hauptbahnhof
◯とらふぃガバガバ英会話
この記事で紹介した出来事で、こんな会話したとか、こんな会話すればよかったみたいな事柄の備忘録。後からこう言えばよかったかな~とか思ったやつとか、これ言えなかったから失敗したと思ったやつとか。
当然ながら正しい英語ではないと思うが、現地で言ったこと思ったことを書き留めておく。
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飲食店や、なんなら機内食ですら迷ったらこれ言っておけばいいみたいなところある。が、人によって返答が様々なので、記事内にあるように本当にオススメを詳しく回答された時など逆に困ることもしばしば。