・この記事では、23年3月の韓国旅行の記録のうち、1日目に博多に着いて以降のできごとと関釜フェリー乗船中の内容をまとめました
・主な内容:関門海峡周辺での過ごし方、関釜フェリーの乗船方、乗船中の話
前回
博多駅で、韓国でお世話になる人用にお土産を購入します。
博多駅のきっぷ売り場は窓口も券売機も激混みで、きっぷ購入まで10分くらいかかった。
券売機の初期画面には小倉片道新幹線という路線のきっぷが買えるボタンがあった。
ホームに上がる。山陽新幹線の銀河鉄道発車メロディーが好きすぎて永遠に聴きたい。
この旅行の前日も仕事で新幹線に乗っていて、もう旅行中に新幹線乗ると車窓を見ない限り一気に日常感出るのがデメリット。
小倉に到着。
関西行くなら阪九フェリー。これから乗る関釜フェリーと同じグループ会社が運行する快適フェリーだ。阪九フェリーもおすすめなので機会があれば別記事にする。
同行オタクがちょうど小倉駅にいたらしいが、連絡取っていなかったのでニアミスして門司港駅に到着。
駅舎。
駅前の噴水⛲️
水が出る前にまもなく水が出ます的な自動放送が周辺に流れるのだが、それの冒頭メロディーがJR東海の接近メロディーでびびった。
ドッグに入っていたのかよくわからないけども、こんなところで新日本海フェリーの船を目撃。新日本海フェリーも今回乗る関釜フェリーや先程紹介した阪九フェリーのグループ会社で、舞鶴・敦賀・新潟から小樽を結んでいる。この航路もとてもおすすめなので機会があれば別記事に…
新日本海、阪九、関釜のそれぞれの頭文字を取って、SHKグループと呼ばれている。代表的な3社を1日で目撃することに。
門司港名物焼きカレーなるものを昼ごはんにいただく。あっちんちんな石の器にカレーが入ってる。うまいですね。
飯後、海沿いをウロウロしていたら何やら施設が。関門海峡ミュージアムらしい。
入館料500円で、関門海峡の歴史を紹介する展示や体験筐体、ミニゲームなんかがある。入館券に記載のQRコードを入館してすぐの写真撮影機に読み込ませると自分の写真が撮られ、そのQRコードを館内の体験筐体やミニゲームに読み込ませると記録がついて、自分の写真をゲーム内で使われて、しかも記念にその画像をダウンロードできる仕様になっていた。複数人で遊びに行ったらこの機能でゲラゲラ笑えると思う。
海峡が一望できる。
門司港から先、めかりまでなにやら鉄道路線があるらしい。これでめかりまで行ってみよう。
駅に来てみたらどうやら観光鉄道のようなものらしい。なんと、土日祝日のみ運転で平日運休だったので乗れなかった…
めかり公園のほうへの行き方がわからなかったのでグーグルマップで検索したら、
西鉄バスの[74]和布刈行きに乗車すると行けるらしい。1時間に1本程度の運行だったが、ちょうどバスが来たので運がいい。
関門トンネル人道口バス停で降車する。
関門橋が眼前に広がる。
後ろを向くと、バス停名のとおり、関門トンネル人道の入り口がある。
中に入るとこんな感じ。
関門トンネルはこのように歩道トンネルがあり、世界で唯一徒歩で渡れる海峡とのこと。
下関から歩いてきた人用のカンモン突破おめでとう看板がある。
人道は車道の下にあって、この人道の出入り口は立坑になっているらしい。
では、いざ下関へ。
長いが、海の下という実感はない。こういう地下道、あるよね。
入り口で見たパネルによると、この排水溝があるところが一番深い部分で、排水はここからポンプアップされるらしい。
最深部を通り過ぎて少しすると県境があったので、せーので飛び越えた。
下関側に到着!門司側とほぼ同じ景色。
この記念スタンプ、実は門司側にあったのは認識していて、先客がいたから先に写真撮影などをして時間調整をしていたのに、写真撮り終わったら普通に歩きだしてこっちに来てしまったのだ。バカすぎ。このスタンプ、門司側と下関側を揃えると関門TOPPA証明書みたいなのももらえるらしいので、ぜひ集めたかったのに、大泣きした。
地上に出る。
さっきまでいた九州が見える。この下を歩いてきたらしい。
海峡が一望できるここの公園には昔ながらの紙芝居のおじさんもいた。
砲台の跡。この辺の歴史は先ほどの関門海峡ミュージアムで勉強してから来れば多少理解を深めることができる。
明石海峡大橋のふもともこんなような景色だったような…
韓国に行くということで、ハングルを多少勉強したのだが、この看板を見て、読める…読めるぞ…!状態になった。
この公園の目の前に御裳川バス停があり、下関駅行きの路線バスが1時間に何本かのペースで走っている。バス停はみもすそがわと読むらしい。みもすそがわ、一発変換できない。門司のほうの和布刈(めかり)も絶対読めないし、関門トンネル人道の両端は難読地名で揃えられている。
サンデン交通の路線バスに乗車して10分ほどで下関駅に到着。サンデン交通はSANQパスも使えるらしい。
せっかくなんで、下関駅の入場券を買って電車を見学。
海が移ってよさげな風景。
JRの境界駅なのか、専用の改札機があった。
ようこそ!下関へ
駅前はなんとなく洋風なようなそうでもないような…?
謎の曲線を描く建物。
反対側を振り向くと、線路の横にいかにも昔線路ありましたけど?みたいなスペースも…
曲線の建物に沿って歩くと…
建物の1階部分にさらに続きがありそう。
建物の反対側に行くと出口がありました。
これ、昔はここを線路が通っていたという話でびっくり。廃線跡オタクは行きましょう。
SHKグループの見覚えあるデザインの船ですね…
祝!関釜国際航路旅客運送再開
乗船手続きに必要なもの一覧。韓国行き片道のみの乗船でもVisitJapan登録済みであることは必要な様子だった。
ついにパスポートを使う時が…
乗船手続きには、予約がしてあっても乗船名簿を記載する必要がある。乗船名簿の記載が終わったら、先の必要なもの一覧の書類を準備して窓口に行く。
運賃と燃油サーチャージはクレジットカードで決済が可能だが、国際観光旅客税と施設使用料を現金で支払う必要がある。
乗船手続きは15時からだったが、搭乗開始は18時30分からだったため、夕食を求めて下関駅周辺に戻る。
ブンイレの特徴的なレンガ様の壁が3階部分まで伸びている謎建物を目撃。
駅前のショッピングモールに入っているサイゼリアに入店。安くてうまいイタリア料理店は定期的に行きたくなる。
このサイゼリヤ、なんか貸切個室あって、オタク会合なんかしても楽しそう。
下関駅周辺は異常にペデストリアンデッキが発達しており、駅・周辺の商業施設・商店街・下関港国際旅客ターミナルすべてペデストリアンデッキで移動できる。上野や八王子、大阪梅田や豊田くらいの規模はあると思う。たぶん。
小雨が降っていたので、ペデストリアンデッキを雨よけにして地上を歩いて下関港へ戻る。
税関を抜けるといよいよ人生で初めての出国審査。審査官が無言でパスポートと私の顔を見比べたらスタンプを押されて通過できた。
スタンプにはKANMONの文字。これがほんとのカンモン突破No.1!
パスポートの1枚目にKANMONが押してある人はなかなかいないじゃないだろうか、初めての日本国外を実感しつつ船に向かう。
おお、これが関釜フェリーですか…
乗ってしまうと、新日本海や阪九フェリーと似たような感覚になった。ほぼいつもの船旅やんけ。
今日の船は関釜フェリー所属のはまゆう。コロナの関係でレストランは営業していないため、下関市内で飯を済ますか、飯を買い込むか、船内売店で売っている冷食を買うかしないといけない。
船内売店は日本円か韓国ウォンいずれも現金のみ。免税店だが、元が高いので別に安くない。酒とたばこは酒税たばこ税がかからない分か、多少安い。
北海道から密輸(?)してきた私が好きな北海道とうきび茶、今朝から持ち歩いていた。航空機ではないので液体の持ち込み制限がない。
山口県にサヨナラバイバイ。
風呂上がりにクーリッシュを買う。
船内特にすることがないので寝る。
今気づいたが、船室の写真1枚も撮ってなかった。
2等の大部屋に泊まった。たしか10人分くらいは寝具が置いてあったと思うが、乗客は私と同行オタク1名を入れても4人だけ。同部屋乗客も治安いい方だったので快適に過ごせた。ただ、コンセントが部屋に2つしかなかったので、テーブルタップと譲り合いが必須だった。
2等でもエンジンルームからそんなに近くないのか、今日朝から歩き回った疲れからか、消灯後は秒で寝入ってしまったようだ。
旅行記④にしてようやく出国した本シリーズ、次回は韓国に上陸するかもしれない…
○記事内で紹介した飲食店
○記事内で紹介した観光地
◯この記事の移動情報
1.
JR山陽新幹線
F11[のぞみ22号|東京]
博多→小倉
2.
3.
西鉄バス
門6140[ [74] 和布刈 ]
門司港駅前→関門トンネル人道口
4.
5.